自分が短気を直せたお話しです。
瞬間湯沸かし器なんてよく言ったもんだ。
そんな父を見て育って、私も子供の頃は短気でした。
短気は損気なんて言いますが、子供の私にはわからなかった。
そんな私。先日仕事で色々トラブルが起き、結果年下の後輩が怒り、私に怒鳴りつけてきた。
ウンウン。と話を聞き、相手の言いたいことをきちんと聞く。そして怒らず落ち着いて自分の伝えたいことを態度を普段と変えずゆっくりと話す。それでも怒る後輩の話をまたウンウンと聞く。話が堂々巡りになってきたところで、どうすればいいか一緒に考える旨を伝え、後輩の頑張りを評価し称える。
その後後輩は冷静になり仕事に戻る。
帰り際、さっきはすみませんでした。と謝罪をうける。私に非は無いので私は謝らないが
怒るということは、それだけ仕事に本気になっている証拠だね、ありがたいと伝える。
そして後輩は
あーゆー状況で、よく冷静で居られますね。
と、不思議がる
ということがあった。
話はここからです。
私的な話ですが…
冷静でいられるというより、冷静を装う事が短気を直す秘訣だと思う。
よく、物事は形からとか言いますが、まさにそれ。
短気だった頃は、表情や言動に感情が出ちゃってました。
ガー!っと言われると、ガー!っと返す。結果、揉めるだけで進展しない。よくやってた。
でも私はここがターニングポイントでした。ある日、揉めるだけで進展しないわけで、揉めなきゃ進展するのかどーか考え始めた。
なので、ガー!と言われた時に、言い返さずにウンウンと聞いてみた(冷静を装い)。すると…
ガー!っという側は、大抵一つのことだけ引っかかって言ってくることが多く、そこを紐解けない限り、その一つがきっかけでどんどん引っかかりを作り事が大きくなることに気づいた。
なので、その一つの引っ掛かりを解く答えを相手に投げつけた私。これでどーだ 笑
すると、突然答えが出た相手は、抜いた刀の収めどころに困り、結果ガー!となったまま、自分の正当性の屁理屈を聞かせれる上に、その答えの正当性まで疑う羽目になるという…
んー。難しい。
次に、ウンウンと聞き(まだ冷静装ってます)、そのままウンウンと聞いて終わらせると…
結果解決はせず、相手がストレスを発散させ、自分にストレスがたまり、さらに周りにあいつは使えねぇ的なレッテルをばら撒かれる。
んー。違うな
ウンウンと聞き、時折…
と、怒られる耽美に試行錯誤してると
上手に言い表せることが出来ないが、怒ってる人が壊れたラジオ?クラクションが壊れた車?とにかく、なんでこんな事でガーガー言ってんだろ?と逆に冷めてく自分の感覚が分かった私。
その一件から、ガー!っとこられてもムカッ!とかイラッ!っていうことはなく
ハイハイどーした。という感情にムラのない対応が出来るように。
さらに言えば、突然の出来事にもイラッとしなくなり、本当に冷静でいられるというスキルが手に入った私。全ては努力と慣れだと 笑
たまに、自分がミスしても冷静過ぎて、怒られても普通にしているために反省してないように取られるというデメリットもあるが…
ともかく、怒らずいることでストレスが貯まる事の一つは減らすことができ、楽しく過ごせるのでおすすめですね。
娘には、脅かしてもびっくりしないからつまらないと言われますが
安心して下さい。びっくりしてますよ表に出ないだけで
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