紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

無垢のカウンター色々

2018年07月06日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

昨晩は凄い雨でしたね〜。和歌山市から来る緊急情報(避難準備とか)でスマホが深夜に何回も鳴って、ちょっと寝不足です。

とは言っても、お陰様で弊社にもお客様にも大きな被害はなく、スタッフ何人かが道の冠水などで出社が遅れた位でした。今日は大雨の点検も兼ねて現場をぐるっと廻りましたので、現場の模様を。

靴箱やテレビ台キッチンバックの収納などの天板(上の板)、壁にちょっとついている棚などを、弊社はよく無垢の板を使います。厳密に言うと違う場合もありますが、皆様がイメージするならテレビなどで「一枚板」と言ってるものと思ってもらえればと思います。

もちろん用途などありますから全て無垢の一枚板が良いとは言いませんし、もちろん弊社も使い分けをします。(それはまた個別に質問くださいね)

でも、何と言っても無垢の一枚板の雰囲気は良いんですね。大工さんの手間もかかるし大工さんの技術も経験も要るけど(それがない場合は絶対オススメしません)、やっぱりメインの部分などは経年すればするほど味の出る無垢のカウンターがオススメです。

大阪某所A様家の現場では、

玄関の造り付けの下足入(靴箱)です。

この天板がタモという木の無垢板です。杢目も美しく幅広で立派な一枚板ですね

こちらのお家には他にも色々無垢のカウンターはありますが、ちょっと変わったのがコチラ。

洗面所のミラー前の板。(下にこれから洗面台を造ります)窓枠を大きくして、それをそのままミラー下に伸ばしています。

はい。こんな感じ。

壁や天井の杉板などと同じく、吉野杉の板ですが、これもなかなか面白い。これから弊社の定番になりそうです。

それから、金龍寺丁のF様家

キッチン前のカウンター収納(造り付け)の天板(カウンター)は赤いですね。

「ブビンガ」というアフリカの木で、家具の材料などでも有名な美しい木です。

これまた面白い杢目と色ですね。

他にも、玄関の飾り棚は

日本の山桜の一枚板。こちらも赤いけれど、先程とはまたちょっと違った大人しい赤ですね。上品な美しさと言いますか。

こちらはケヤキ。

ケヤキも独特。やっぱり素晴らしいですね〜。

最後に、かつらぎ町M様家で使う「タモ」の一枚板。

作業場で大工さんのカンナ掛けが終わって、とても綺麗です。(是非現物を見て触って欲しいんですね〜。写真などより全然素晴らしいですから)

このように見てくると、自然の木でも色や杢目も様々で、本当に面白いですね。こういう所が皆銘木の世界にハマっていくところなんです。

弊社では無垢の一枚板を多用しておりますから、常に作業場にも何枚かストックされておりますし、銘木屋さんに気軽に出向いて選ぶことも可能です。

無垢の一枚板などにご興味のある方も是非ご相談ください!

(そうそう。そしてよく家具屋さんとかで立派な無垢の一枚板が飾ってあって、その下の値段を見てびっくりすることもあろうかと思いますが、家づくりでは全然値段が違うことは多いですから、ご安心くださいね〜》

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

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