紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

式台できるまで

2020年02月21日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

皆様こんにちは。

今日は海南市T様家の様子を。

外壁の防水下地も張り終わり、これから屋根の瓦葺きが始まっていくこちらのお家。

内部は

床下地の木(根太=ねだ)も打ち終わり、

水や湯、排水の配管工事が終わりましたので、いよいよ床張りへ。こちらは吉野桧の無垢板を張っていきます。床板を張るためには、何かと必要な部材があるわけですが、取り分け、端。端から張っていきますから、床の端の方の部材が必要となります。

そんな部材の一つが「玄関式台」(「玄関上がり框」というのもありますが今回は割愛)

今月初めに摂津の鳥飼で銘木を探してきました!なんて投稿をしましたが、その際に買ってきた板も混ざっておりますが、今まで買って弊社に置いてある無垢板達。(一部ですが)

その中からサイズや色合い雰囲気などからお客様にお気に入りを決めてもらって、(真ん中のタモの板となりました)

寸法をとって、どの部分を使うか決めて、

前の皮を綺麗にしたり、表面をカンナで削ったり、尾崎棟梁が工房で拵えたものが、

現場に搬入され、もう取り付けられておりました。美しい板ですね〜

私お気に入りのアングルはこちらから。杢目の美しさがたまりません!和とか洋とか関係なく、人の心を打つ美しさだと思いますです。

さっ、これで玄関は床板を張っていけます。床板が張られるとまた一段階仕事が進んできます。進捗がとても楽しみな現場です。

ではまた来週!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

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