紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

一枚板を探して!

2018年02月20日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

どうでしょう?ちょっとずつ過ごしやすい日も出てきたような気もしません?早く温かくなってほしいですね〜。

さて、本日はお客様と一緒に「銘木屋」さんへ。

銘木屋さんとは、柱や梁などの構造材を扱っている材木屋さんではなく、カウンターの無垢の木や竹、床の間の材料など、凄く美しくて希少価値のある木の材料屋さんと思ってもらえればと思います。

弊社も玄関の板や、無垢のカウンター材料などでいつもお世話になっております和歌山市の老舗のFさん。今回は大工さんで食卓テーブルを造るために、一枚板の無垢板を探しに。

普通食卓テーブルといえば80㌢×130㌢位はあって、大きいものなら90㌢×180㌢位になりますから、これを一枚の無垢板で!というのはかなり難しく、大体は何枚かの板を継いで造ります。(これで十分美しいです)

けれどそこはやはりお客様のこだわり。一枚板の重厚な存在感のあるテーブルをどうしても造りたい!というご希望もよく分かります。(上の写真は銘木屋さんのショールームに置かれていた一枚板の超ビッグサイズテーブル)

以前N様家で

こんな大きな一枚板テーブルを造らせてもらって以来の「一枚板」となります。

こんな栃のカウンターや、

こんなのとか、

こんなのもありました。まだまだあるらしいですが、全部良かったですね〜

ノリノリで熱く説明する銘木屋の社長様。類は友を呼ぶと言いますか、弊社の廻りには仕事にこだわりがあって熱い方ばかりですが、こちらの社長様も例に漏れず。いつも色々お教えいただいておりまして感謝であります。

色々見た中から

この栃の板を。拭いていただくと凄く趣のある木目が出てきて、お客様も私達も満足満足であります。

ほらね。

結局95㌢×210㌢のビッグサイズとなりました。

完成が今から待ち遠しい非常に楽しみな材料です。

大工さん達は、これからこの板を削って仕上げていなかければならず、なかなかの作業になりますから、大変だ〜って顔してましたがね(笑)

また完成すればご紹介いたします〜!

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 仕事?趣味? | トップ | 来週末はリノベ見学会! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家づくり。素材の話(木・左官・工法など)」カテゴリの最新記事