紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

子どもも大工さんも笑顔

2019年09月09日 | 家のつくり手達(職人さん・設計者)の話

昨日は一日和歌山城にて職業体験のイベントに参加させていただいておりました。

設計の坂本さんが担当し、坂本君、堺君、戸高君、金子君と、弊社の若手大工4名が中心となって、子どもさんに、大工さんや家づくり、そして手仕事の魅力を感じていただけるように、

「かんな削り体験&かんな屑でバラの花づくり」「子ども棟上げ体験」を企画してくれました。

当日は、想像を大きく上回るお子さんたちが来てくれて、朝から夕方までお昼ご飯を食べる間もないほどに忙しく、午後からは山本棟梁にもヘルプできていただくほどでありました。

皆暑い中顔を真っ赤にしながら頑張ってくれておりまして、また汗だくで大変そうではありましたが、子どもさんたちが喜ぶ顔を見て、皆とてもうれしそうでありまして、それを見ている私もとても嬉しくなりました。

かんな削りはいつも人気で、かんなを削ったあとツルツルになった木をさわると皆びっくりしてくれます。単純なことだけど、機械を使わず、手でこれほどのことが出来る手仕事の素晴らしさを、ちょっとでも感じてくれて、覚えていてくれれば嬉しいな〜と思います。

そして子どもも皆それぞれ。初めからびっくりする位うまくできる子もいれば、なかなか上手にできない子もいます。丁寧な子、すぐ飽きちゃう子。ほんと色々で面白いですね〜。男の子方が喜ぶと思えば、そんなこともないんですよ。そして総じて女の子の方が上手いような気がしますね〜。(ただあまり小さい子はちょっと無理。次からは年齢制限は必要かもしれませんね)

今回若手大工さんのアイデアで初めて行ったのが、子ども棟上げ体験。犬小屋の大きさの家を組み上げます。坂本くんが施した木組みの梁を頭をひねりながら組み上げていきます。

(どちらもお子さんの顔をぼやかしております。失礼してゴメンナサイ)

時間がかかりますから、かんな削りほど多くの子どもさんに体験していただけませんでしたが、組み終わった後の笑顔は最高でした。ほんまに。

そりゃ、イベントに出て名前を覚えてもらえればという下心はそれなりにありますが、それよりも子どもや皆さんに喜んでいただくと、やっぱり純粋に嬉しいですね。

また弊社は150年以上地域で生かしもらっている工務店ですから、地域活性化というか、地域のために何かをさせていただくというのも、とても嬉しいことであります。

はい。というわけです、今週も元気にまいります。よろしくお願いいたします!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

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