紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

洗面カウンターとか木づくるとか

2017年06月23日 | 家のつくり手達(職人さん・設計者)の話

今週中頃から何だか暑さも一つレベルが変わったような気がします。。暑い夏がやってくるんですね〜。。いやいや、その前にもうちょい雨降らないと。たのんますよ。

さて、昨日今日と現場や作業場での事。いくつか。

もう完成間近の岩出市紀泉台のM様家。

完成間近ということは、天井も壁も仕上がって、設備品なども取り付いてまいります。

トイレとか、

洗面とかも。今回のこのカウンターはなかなか良いですね。木のカウンターにボウルを埋め込む(置く)いつものやり方も良いですが、なんてったってこれは継目も段差もなくて、掃除がしやすい。人工大理石の質感も良いし、値段もそれほど高くないし、一つの定番になりそうです。

上手く家具に組み込んでいければ、更に重宝しそうです。

和歌山市松ヶ丘のH様家。

キッチン前の造付けの家具のカウンターなども入っています。真中に柱があるから、両側から無垢の板をはめこんで、真中で継いでいます。出来上がっちゃうと分からなくなると思いますが、今はまだよく分かりますね。裏側を見ると結構面白い手仕事が見られますので、またご紹介いたします。

和歌山市楠見のU様家。

以前取り上げた、クルミの無垢板がいよいよ登場です。

弊社の作業場で大工さんの浜口さんによって、削られていっています。もちろん綺麗にするためのもあるけれど、捻じれや傾きを解消するために、一生懸命鉋でけずっていきます。

弊社の広報の久保さんに写真を撮られながらの作業です。そうです。またいつかの「つくり手(弊社の情報誌)」に掲載されますので、その時はお楽しみに!

最後に、作業場の写真をもう一つ。こちらは弊社会社裏の作業場の方。

もうすぐ棟上げの、和歌山市の園部のM様家の刻み作業中です。

今、柱を加工している所ですが、ベテラン大工さんの岡本さんと、設計の福井君がなにやらお話中。岡本さんの休憩中に、ただいま設計中のお家のことを相談しておるのですね。

なんてたって、弊社は設計も大工さんも居る「工房型工務店」ですから、進行中の現場の相談などは言うまでもなく、まだまだ図面の上・頭の中だけの設計中の段階から、大工職人の知恵や技を活かせるわけでありまして、弊社の大きな強みなんですよ〜。

はい。というわけで、今週はこの辺で。

皆様よい週末をお過ごしくださいませ〜。

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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