紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

階段格闘中

2016年12月28日 | 家のつくり手達(職人さん・設計者)の話

昨日今日と、業者さんや、メーカーさん、銀行さんなど、挨拶廻りにお越しくださる方が多かったです。今日は仕事納めの所が多いみたいですね。

弊社は明日皆で大掃除をして仕事納め。新年は1月6日よりとなりますので、お問い合わせや質問などは、メールで頂戴できればと思います。1月6日より、順にお返ししてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

本年最後の(多分)blogも、やっぱり現場から。

和歌山市加納のO様家です。

1階の床(吉野桧の無垢板)が張られている中、階段も工事中です。(すでに2階の床板は張られています)

若手大工の坂本君が階段の墨出し(寸法取り)の指導を、大ベテランの尾崎棟梁から受けている所。

たまにどこかの大工さんのblogなどを読んでいると、「階段が、既製品ではなく無垢の木から一から造れる!」というのは、それなりに自慢な事のようです。

うちは全てが手づくり階段だから何とも思っていないんですが(って僕は造れませんが)、取り組んでいる若い大工さんも、やる気満々でやっている所を見ると、なかなか仕事として面白い部分なのでしょうね。

吉野くんは階段の踊場の廻りながら上がっている部分を。

彼らもこれが初めての階段ではなく、もう既に何軒か仕事させてもらっていますが、尾崎棟梁からきっちりと(まあまあ厳しく(笑))仕込まれておりました。

現場だから楽しくというのは少し違うんだけれど、一生懸命ひたむきに楽しそうに取り組んでいる彼らの姿を見て、なかなかええもんだなと。

また若手にきっちりと技術の継承を進めていっていただいている尾崎棟梁にも感謝感謝であります。

さて、来年も現場からどんどんとお伝えしてまいります!!

そして、【自然を感じ、手仕事の温もりを感じ、いつまでも愛着をもってお住いいただけるお家】を来年も、一軒一軒ていねに造ってまいります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは皆様よいお年を!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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