今日は、ほんとうは、『新城山(しんじょうやま)』という北条にある山に登る予定でした。
古代史研究グループの方たちとです。
ところが、この雨です。しかたないですね…
『新城山』は、北条を代表する山の一つで、東側から『恵良山(えりょうさん)』、『腰折山(こしおれさん)』、そして『新城山』と並んでいます。
てっぺんに登ると標高はそれほどではなくても見晴らし最高です。
そしてなんと言っても、巨石があることが面白いです。ペトログラフ(古代の岩刻文字)があることでも、知る人ぞ知るの場所なんです。
ペトログラフは正式にはペトログリフといいます。超古代においてシュメール人が刻んで残したと言われていますが、不思議なことに世界中に散らばって存在しているんです。
僕にとっては生まれ故郷の町の山です。
子ども時代に一度ならず登ったことがありますが、でっかい石があるんだなあ… くらいの思い出だけです。
あらためて観てみたいと、今日のお誘いに乗ったのですが、雨。
また次回のお楽しみに。
ということで、山のへりをぐるっと回ってカフェ『アイビーハウス』でお茶をしておしゃべりを楽しんだ後、松山への帰り道で平田町の『阿沼美神社』を参拝しました。神社参拝は古代史調査を常に兼ねていることは言うまでもなく、です。
入り口の階段。しとしと雨の中、いい雰囲気です。でもすぐに雨は止んでいきました。オーさんパワー
真正面から臨むお社。荘厳。

この平田地区では、相当の昔からこの神社への信仰が深く永く続いており、祭礼はさかんで、常に美しく保たれています。
すぐ脇にはさらに古くからのものなのかどうか判りませんが、周辺で祀られていた神様を合わせて一つの小さなお社に祀っていました。
こういうところに古代史を紐解くカギとなるものがあったりするそうです。
そしてさらには、いにしえの陰陽道に通ずる男根と女陰の祀られた社がありました。すんごいリアルです。男根は創作されていますが、女陰は自然の木をそのままに切り出しています。よくもまあここまで似せられるものだな…(意味深…)と感心するばかり。
花崗岩を削って作られた男根。すごい迫力…
お社を斜めから臨む。
お社の横にあった、結界を張られていた不思議なスペース。
最近に作られたもののようです。新しい感じ。
Tの文字のように磨かれた石が配置されています。
『神様がテレポートされる場所かな?』と僕。
『異次元空間に行けるとおもしろいのにね

』とオーさん。
しめ縄。太い。すぐ上には菊の御紋。
階段を上りきった両サイドを守る阿吽の狛犬。阿(あ)は逆光のためよく写せず、吽(うん)は横顔を。