淡路島フェスといつもセットになっているのは、夏はハモ、冬はフグ、というお楽しみ。今回は、これまでお世話になっていた民宿が満室、ということで日帰りも検討したのだが、「ハモ食べたいなあ~」の私のつぶやきで、相方が新しい宿を探してきた。ちらっとホームページを見たけど、場所などは全く確認せず当日のお楽しみにとっておくことにした。
ゆっくり出発、なので忘れ物なんてないと思っていたら・・・。明日は屋内だが、今日は外に出るだろうし、エアコンが効きすぎたりしてたら必要なもの、あれこれをすっかり忘れた。帽子、日焼け止め、はおりもの、そして何よりカメラ!!これはスマホに活躍してもらうしかない。でも容量が心配なので、明日のフェスは各バンド2枚ずつやな、とか考えながら車を走らせる。あ、走らせたのは相方。
明石海峡大橋、今日は晴れてるけど湿度が高いせいか、視界は悪くて海上もあまり見えない。
第一目的地(相方が決めた)の仲野水産
前回、お土産を買いに訪れたこちらで、今日はイベントがあるらしいと相方が調べてやってきた。開始時間までちょっと車中で待つ。始まったようなので、メニューボードを見に行く。
これ絶対にコが鏡文字。そしてBeerセットがBeeセットになってる。蜂は要らんな。
料理の受付で注文入れた後、隣で飲み物をチョイス。
私はコロナビール、相方はザクロのスカッシュ、もちろんノンアル。
待ってる間に地元の(多分ここの関係者)お客さまから、マッシュルームのアヒージョ、おいしいですよ、と教えてもらったので、私はケサディージャとそれを、相方は贅沢盛りプレートを注文した。これは最初に来たケサディージャ
相方の贅沢盛りはあれこれ入ってる。トルティーヤチップスにワカモレ、サルサ、鶏のファヒータ、蛸のセビーチェ、そしてしらすのタコス
マッシュルームにベーコン?詰めてアヒージョに。ほんとにおいしかった。
このお兄さんが仕掛け人かな?テントが強風で飛んでしまうので途中で撤収し、丁寧なお詫びをくれた。隣に座ったお客さまは、漁師をリタイアした方で、ここの大将(この日は中の厨房におられた)と彼が双子だ、と言われてたけど、見た目の違いからか双子には見えなかった。大将は漁師さん、とも。
暑い日だったので、外でのバルがどれくらい繁盛したかわからないけど、けっこうキツかったかも。でも私たちは美味しく楽しくいただいて、この場を後にした。
続いては、また相方のセレクトで、『平松組』というところへ。検索で連れていかれたのは山奥の建設会社の駐車場兼事務所のようなところ。再度検索して、ようやく到着。といっても、こんなところにあんな場所があるとはね。
わかりにくいし周りに何もないけど、次々車はやってきて、若いカップルとかが吸い込まれていく。
地元淡路島の作家さんの焼き物や地場産業、瓦を使った食器、今治のタオル地の靴下など、ギャラリーのような展示がしてあり、この階段は何やろ?
カフェもやっているのでここでお茶する。
漆器もあった。淡路島のものが多かったけど、限定はされていないようで、どれもこだわりの作品のディスプレイ
ちょっと涼んだので外に出た。すぐ横で、これは燻製器だろうか。何をいぶしているのか相方は気になっていたようだ。
窓が見えるが、ここは小部屋になっていて、この日中国茶を楽しむイベントが、限定5名で行われていた。
まだ宿に入るには早いので、もうひとつぐらいどこかへ寄ろう、と車を走らせる。海はあまり見えない。ここは25年、いやもっと前か、家族で訪れた場所
その時は、ドライフラワーでインテリアの飾りを作るワークショップに皆で参加したっけ。でも
入ってみた香りの館は、夏休みの土曜日だというのにしーんとしていた。ワークショップもいくつもあったけど人の気配もなかった。で、ちょっと周りを撮影して
このレストランにも人はほとんどいなかった。時間的なせいかも。
景色はとてもきれいなのだが。
この竹ひごでつくられたような飾りは北欧のものだったかなあ。
一番人気はラベンダーのソフトクリームだったけど、ちょっとそれは食べたくなかったのでイチジクの味を。
ハーブ園、宿泊とお風呂はそこそこ流行ってたのかなあ。
パルシェ香りの館を後にして、宿に向かう途中見つけたもの。荷台に藁が山積み。つい撮ってしまった。
そしてこの日の宿に向かう。ちょっと高速を使ったけど、料金は190円やったかな?橋のたもとに近いらしい。
そうだ、先にお風呂。立ち寄り温泉で汗を流す。露天風呂からも橋はきれいに見えた。ちいかわの温泉バージョンは、前日に娘が人形のクリーニングをしている業者の動画を見せてくれて、そこに出て来ていたので思わずパチリ。
温泉自体も高いところにあるので眺望はとてもいい
で、記念写真
宿に到着。入り口にこんなお酒が置いてあり、壱服庵にも営業が来ていたのを思い出した。
部屋からの景色。
ちょうど定期船が出ていくところに遭遇した。
その時は知らなかったけど、岩屋と明石の間には、まだ定期船が通っているのだな。
ハモの夕食。左から、酢の物、といわれたけど南蛮漬けかな。骨の唐揚げ、皮とか浮袋とか内臓の酢の物
そして、氷に包まれた刺身!旨っ!
鱧しゃぶの野菜
本体。卵とかキモとか、コワイ顔も。
ここは珍しい塩味のお鍋。桂ざこばさんがたいそうお気に入りで、毎シーズン楽しみに来られていたそうだ。お別れの会には出席する、と女将さん。
ビールは1本だけにして、日本酒に突入。都美人
最後は雑炊だけど、その前に、白ご飯にワサビをのせて、お出汁をかけてお茶漬け風にと勧められたのでやってみた。
そして、これは雑炊。うーん、どっちも捨てがたいけど、お茶漬け風、かなりのレベルだと思う。
私たちが泊ったのは3階だったけど、2階にはお雛様がいた。
まだ早い時間だったので、ちょっと休憩してから、宿の展望風呂にも入ってみた。広い男風呂を貸し切り状態で使う。気持ちよかった。その後、私はすぐ寝てしまったが、相方は買い出してきたビールやらチューハイやらをぎょうさん飲んでいたようだ。
いつもの宿なら夜明け前に起きて写真を撮るのだが、ここは撮れないと思い込んでいて、気づいたらこんな感じ。対岸は本州なので、どの位上がってくるところが見えるのかわからないけど、もう少し低い位置からでも太陽は撮れたな。残念。
朝食に階下へ向かう。階段の踊り場にはすべてこんな感じでいろんな動物がいた。
1階にこんなものも置いてあった。え?上にあるのフグ?
実はこの障子の向こうは外で、この隣が民宿の入り口。
朝ごはん。白ご飯と具沢山の味噌汁、卵は生がダメだったら焼きますよ、と言われたけどそのまま卵かけごはんにした。この他に、クルミ入りの田作り、生姜のつくだ煮、自家製しらすのつくだ煮も持ってきてもらった。
フェスの開始は11時なので、ちょっとゆっくり部屋で寛いだ後出発。宿の駐車場から、SAの観覧車が見える。
岩屋商店街を車でちょっと詮索する。
これはインド料理店。ちょっと店名が・・・。
一度再生したらしいのだが、また休業中になっている銭湯。銭湯本もいくつも出している松本くん(’83年アメリカ行きのお仲間で、スタンレーみたいな歌歌ってた)がここでも活躍したらしいけど残念だね。
泊ったお宿の前をもう一度通った。
途中目についた奇岩
一周回って元の位置、の仲野水産へ。昨日は冷蔵のものは買えなかったので。店内には、おしゃれなお母さんと大将がいらして応対してくださった。「昨日来てくださってましたよね」と大将、ちょっと話していたら、今から音楽イベントに行く、という話になり、場所はタイヨー珈琲です、と言ったら、「次はいつあるんですか?いっぺん聴きに行かせてもらいます」って。営業トークでも嬉しかった。宿のおかみさんもタイヨー珈琲知ってはったし、淡路島の有名店なんだろうな。
さあ、フェスに向かってGo。