Tenor MadnessのJohn Coltraneのアドリブを検証します。
アドリブの最初の小節は音「C 」の装飾音符音「D」2小節目では音「A」が対比音「G」への
装飾音です。このような装飾音と倚音、経過音が多いです。
コルトレーンの場合はこれにアプローチコード、代理コードなど元のコードに対して
半音、2度5度の形のドミナントモーション、ドミナントモーションを裏コードに置き換える
などコードの変化・置き換えが特徴になります。
2小節目は対比音のサウンドになります。
3小節目は音「A」が音「G」のアプローチ音で、そのアプローチ音「G」に装飾音
として、音「B♭」があります。装飾音で強調することで強い緊張感ができる。
赤丸の部分はほとんどがこの形になっています。
6小節目の音「A♭」はコード「F」のブルーノートともとれますが、次のコードが
「C」なのでコード「C」へのドミナントモーションで「F7」の裏コードの「D♭7」
もあります。このような瞬間的に別のコードを入ることも特徴です。
次のコーラスではこの部分はコード「F」に戻っているのでここだけの事ということです。
7小節目から8小節目ではコード「Dm7」に向かって半音進行しています。
即ちコード進行「Em・E♭m・Dm」です。このような場合は行き着くコードから逆算して
コード進行が作られるのが一般的です。
その行き着く先のコード「Dm」では「D・C・D」コード「Dm」の対比音ですがその後は
音「D」に対する装飾音の「C#」になっています。
2コーラス目の最初の小節の音「C・G」の4度は「C・A・G」が原型になります。
次の小節の音「A♭」はコード「F」のブルーノートと単純に考えます。
2コーラス目の8小節目は前回と同じようですが、ここではコード進行が「Em7-5・
E♭7」そしてコード「Dm」になっています。
2コーラス目の最後の2小節は2拍づつ「C・E♭7・D7・D♭7」になっています。
音の流れは「C・B・B♭・A・A♭」です。
前回のチャーリーパーカーと比べてみてください。
チャーリーパーカーは音に対するアプローチでコルトレーンはコード進行のアプローチ
というのが大雑把に言えることと思います。コルトレーンはここからより複雑なコード
進行が作られていきます。
「4E/5E幅広レディースビジネスシューズ」と「外反母趾矯正サポーター&靴下」紹介
災害時の備えて女性用・衛生・化粧・歯磨きなどの必需品紹介・アマゾン編
災害時に備えて女性用・衛生・化粧・歯磨きなどの必需品紹介・楽天編
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます