John Coltraneの最初の小節の「F♯」音はGm7の音階のまmja7度の音ではなく「G」への
装飾音符2小節目にかけての「D・G・B♭」へと続く。
又は、この2小節を「Gm・Gm△7・Gm7・C7」というコードを設定して「F♯」の音を
使ったかのどちらかと思われる。そして、次の「F7」へ。
この「F7」は最後の段の最初の小節の「Gm7」から逆算してできたコードです。
例えば「G7・C」というコード進行がある時、「G7」は「Dm7・G7」または
「D7・G7」「A♭7・D♭7」など色々に解釈してアドリブが出来るという和声の理論
で、終止形を前へ前へと逆にさかのぼっていったものです。
最後の段の最初の小節は下の赤丸が示しているようにある音への修飾音だった経過音で
あります。3小節目の「♮B・D」音は次の「C」音への修飾音です。
4小節目の「D♭」音は次の「C」音への半音の経過音。和音を横に並べて経過音や
修飾音などでつなげていっていることが良く分かります。すなわち和声的であります。
このブログが「いいな!」と思ったら「いいね!」「応援!」「続き希望!」「役立った」
などの評価をお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます