Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

一生もののプレゼント

2010-01-05 07:49:43 | 雑感
読者の皆さんは、自分の「名前」について、どう感じていますか?。

私も、時々ですが「この名前のお陰で、損をした」などと思うことがあります。

12月20日の朝日新聞の『天声人語』、ちょっと興味をそそられたので、全文引用して紹介します。

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 昭和も半ばまで、女の子は大抵「○子」だった。この習いを破ったのが明美である。明治安田生命によると、1957(昭和32)年生まれで10傑に入り、65年に首位となった。真由美、由美、直美が続き、「○美」がひと時代を築く。
 名は世に連れ、世は名に連れ。73年に千昌夫さんが歌った「アケミという名で十八で」(西沢爽作詞、遠藤実作曲)の女性も、明美が広まる頃の生まれとなる。以後、愛や美咲の天下を経て、ここ10年ほどは百花繚乱(りょうらん)だ。
 ベネッセコーポレーションが09年生まれの名を調べたところ、女の子は凛(りん)、さくら、陽菜(ひな)。男の子は大翔(ひろと)、翔太、蓮(れん)の順だった。男児は元気、女児は優しさを願っての命名が多いという。
 目新しい名前も、秀作であれば盛んに使われて普通になる。わが子を同世代に埋没させまいというのか、七音(どれみ)、一二三(わるつ)、騎士(ないと)など、謎かけのような工夫が話題を呼んだこともあった。思いがこもり、個性的かつ簡明な一つを選ぶのは楽ではない。
 東京で見た声欄に、埼玉県の森まりもさん(17)の投書があった。逆から読んでも「もりまりも」で、小学生時代は面白がられたそうだ。母親に尋ねたら「回文を狙っていた」とのこと。今は愛着がわき、自己紹介でも触れるが、名づけは背負う子のことも考えてと訴える。
 まりもさんの言う通り、姓は変わっても名は一生だ。後々、持ち主に笑顔で説明できる作でありたい。それを笑顔で聞ければ、すなわち良い名前ということだろう。親心が並ぶランキングを眺めながら、どの子にも幸あれと願う。

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どうなんでしょうね?

私自身が親になってみると、子の名付けは、子への「初めてだけれど、一生もののプレゼント」の様な気がします。

私の場合、第1子が女の子でした。
11月の中旬に生まれたので、「ギリギリ」ではあるけれど、「秋」らしい日和の日に生まれたので、「秋」を感じさせる漢字を用いて、現姓との字画が良い名前を付けたつもりです。
娘から、もう少し成長したら、「何でこの名前を私に…」と聞かれるだろうけれど、答えに詰まるような事はないと思っています。

記事の「森 まりも さん」の様に、半分「駄洒落」で付けると、結婚して入籍した先の姓に変わってしまって、「回文」でなくなる…しまった…なんてことは避けたいな、とは思いますね。

しかし、最近の子の名前は、「親の願望」が本当に前面に出ているものが多い気がします。本当に百花繚乱ですよね。

でも、子への「一生もののプレゼント」だとしたら、軽々しくは与えられないとは思いますね。
Comments (9)
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