今月16日に、いよいよ開幕した『第20期 竜王戦』。
拙ブログ設立のきっかけを築いてくださった、若きタイトルホルダーの渡辺 明 竜王が、佐藤 康光 二冠(棋聖・棋王)の挑戦を受ける、『第20期 七番勝負 第2局』が、三重県伊勢市を舞台に、今日から始まりました。
『第20期 竜王戦』 公式サイトも、本当に凄い迫力を感じさせる作りですよね。
トップページを開けるたびに、一瞬ドキっとしますよ~。
昨年のこのシリーズは、大熱戦続き。
なんといっても第3局で渡辺竜王の『ゴッドハンド』から放たれた、「世紀の大発見手」である△7九角…。
そして、息詰まる第2局での両者1分将棋の最終盤での攻防(小生にとっては、これが昨年の「ベストバウト」なんですけどね…。)
あの興奮から1年が経ち、今期の第2局が今日からとは…「光陰矢のごとし」とは良くできた言葉だと思います。
さて、今季の第2局は、どんな戦いになるのでしょうか。
昨年の第2局は、どちらも勝ち筋がありながら、どちらも一度は見落として、最終盤は手に汗握る大熱戦となりましたね。
未だに記憶が鮮明で、この将棋で、渡辺竜王が小生のハートをがっちり掴んで離さなくなったといっても、過言ではありません。
この対局との出会いがなければ、この1年の間で熱が冷めていたかもしれない…。
その意味でも、凄く大きな意味を持った将棋だったと思いますね。
昨年は、佐藤二冠(当時・棋聖)がその際どい第2局も制して、リードを奪いました。
ですが今年は、渡辺竜王が開幕の第1局を制して先勝しています。
ですので、昨年とはちょっと違った様相を呈してはいますよね。
さて、この今期の第2局ですが、戦型は、後手番の佐藤二冠の一手損角換わりからの向かい飛車に対し、先手の渡辺竜王が銀冠に組み、佐藤二冠もその後、穴熊に組んでいます。
竜王戦の棋譜には、昨年もそうでしたが解説が入るので大変助かっています。
解説によれば、渡辺竜王の11手目▲7八金は前例がなく、「新手」となるようですね。
早くも、序盤の組み方の勉強になる手が飛び出しました。
ファンとしては、新たな勉強が出来る余地ができることは、嬉しい限りですよね。
渡辺竜王…「ファンを楽しませる将棋を見せたい」と常々語っておられますが、有言実行される点はさすがですね。
その渡辺竜王…本局を終えて、ご自身のブログでも解説して下さると思いますので、この手に関してもその時の心境がいかがだったのか語ってくださるかもしれません。それを待ちたいと思いますね。
本局は、第1局よりは手の進みはゆったりしていて、いかにも2日制を思わせる進行ですよね。全体でも40手進行して、指し掛けとなっています。
後手の佐藤二冠が△1四歩と1筋の歩を突いて、先手の渡辺竜王が41手目を封じましたが、ここは解説にも4手ほど候補はありますが、小生…どれも読みました。
その中の第一感は、やはり▲1六歩でしょうか。
恐らく、40手目を見て、「ノーターム指し」もあったとは思うのですが、渡辺竜王がその後の展開をじっくりと読むために、あえて時間を消費して封じたのかなと、勝手に思っています。
(その辺も、ご自身のブログで触れてくださるでしょうか)
もう一つは、39手目に▲6五歩と突いた意味を考えると、▲6六角もありうるかな…と。
一触即発の局面で、数手で開戦は間違いないと思うのですが、どちらを持っても自信なしですね。
特に、「先手を持って」といわれても、4九に居たままの金をどう活用するか…これが難解です。
ここは、渡辺竜王の『ゴッドハンド』をじっくり見てみたいと思っています。
封じ手…当たるでしょうか。
本局は、明日の夜には勝敗が決します。
いずれにしても2日目の戦いが楽しみです。
拙ブログ設立のきっかけを築いてくださった、若きタイトルホルダーの渡辺 明 竜王が、佐藤 康光 二冠(棋聖・棋王)の挑戦を受ける、『第20期 七番勝負 第2局』が、三重県伊勢市を舞台に、今日から始まりました。
『第20期 竜王戦』 公式サイトも、本当に凄い迫力を感じさせる作りですよね。
トップページを開けるたびに、一瞬ドキっとしますよ~。
昨年のこのシリーズは、大熱戦続き。
なんといっても第3局で渡辺竜王の『ゴッドハンド』から放たれた、「世紀の大発見手」である△7九角…。
そして、息詰まる第2局での両者1分将棋の最終盤での攻防(小生にとっては、これが昨年の「ベストバウト」なんですけどね…。)
あの興奮から1年が経ち、今期の第2局が今日からとは…「光陰矢のごとし」とは良くできた言葉だと思います。
さて、今季の第2局は、どんな戦いになるのでしょうか。
昨年の第2局は、どちらも勝ち筋がありながら、どちらも一度は見落として、最終盤は手に汗握る大熱戦となりましたね。
未だに記憶が鮮明で、この将棋で、渡辺竜王が小生のハートをがっちり掴んで離さなくなったといっても、過言ではありません。
この対局との出会いがなければ、この1年の間で熱が冷めていたかもしれない…。
その意味でも、凄く大きな意味を持った将棋だったと思いますね。
昨年は、佐藤二冠(当時・棋聖)がその際どい第2局も制して、リードを奪いました。
ですが今年は、渡辺竜王が開幕の第1局を制して先勝しています。
ですので、昨年とはちょっと違った様相を呈してはいますよね。
さて、この今期の第2局ですが、戦型は、後手番の佐藤二冠の一手損角換わりからの向かい飛車に対し、先手の渡辺竜王が銀冠に組み、佐藤二冠もその後、穴熊に組んでいます。
竜王戦の棋譜には、昨年もそうでしたが解説が入るので大変助かっています。
解説によれば、渡辺竜王の11手目▲7八金は前例がなく、「新手」となるようですね。
早くも、序盤の組み方の勉強になる手が飛び出しました。
ファンとしては、新たな勉強が出来る余地ができることは、嬉しい限りですよね。
渡辺竜王…「ファンを楽しませる将棋を見せたい」と常々語っておられますが、有言実行される点はさすがですね。
その渡辺竜王…本局を終えて、ご自身のブログでも解説して下さると思いますので、この手に関してもその時の心境がいかがだったのか語ってくださるかもしれません。それを待ちたいと思いますね。
本局は、第1局よりは手の進みはゆったりしていて、いかにも2日制を思わせる進行ですよね。全体でも40手進行して、指し掛けとなっています。
後手の佐藤二冠が△1四歩と1筋の歩を突いて、先手の渡辺竜王が41手目を封じましたが、ここは解説にも4手ほど候補はありますが、小生…どれも読みました。
その中の第一感は、やはり▲1六歩でしょうか。
恐らく、40手目を見て、「ノーターム指し」もあったとは思うのですが、渡辺竜王がその後の展開をじっくりと読むために、あえて時間を消費して封じたのかなと、勝手に思っています。
(その辺も、ご自身のブログで触れてくださるでしょうか)
もう一つは、39手目に▲6五歩と突いた意味を考えると、▲6六角もありうるかな…と。
一触即発の局面で、数手で開戦は間違いないと思うのですが、どちらを持っても自信なしですね。
特に、「先手を持って」といわれても、4九に居たままの金をどう活用するか…これが難解です。
ここは、渡辺竜王の『ゴッドハンド』をじっくり見てみたいと思っています。
封じ手…当たるでしょうか。
本局は、明日の夜には勝敗が決します。
いずれにしても2日目の戦いが楽しみです。