日付けが変わりますが、昨日、携帯電話からのアップで2度ご報告したように、表題の『天皇賞(春)』のレースを、ライブで観戦しました。
レース観戦には、絶好の天気でしたので、日に焼けております。
また、ビールが大変美味しい日和でしたので、ほろ酔い気分です。
表題のレースは、JRAのレースで、小生が最も好きなレースでもあります。
ところが、小生は、元々生まれも育ちも埼玉県ですので、独身時代はゴールデンウィーク前日の夜には帰省してしまい、東京競馬場から「ターフビジョン」からの観戦でした。
家族を持った後でも、今年のように9連休で、特別用事がない限りは、このレースをライブで観戦できるチャンスがなかった…というのが実情です。
ようやく「念願叶った」というところでしょうか。
それこそ、ゴルフが趣味の方や、子供が遠足に出かける前日のような気分で、前日に大阪に宿泊し、始発電車で京都競馬場に向かいました。
現地は、GⅠレースであるにも拘わらず、空いていた方だと思います。
小生は、タイキシャトルが出生した『マイルチャンピオンシップ』や、大ファンだったテイエイムオペラオー&メイショウドトウの引退式に、今回と同様に、京都競馬場に、朝早くから開門まで並んで待って観戦したことはありますが、そのときに比べても、少なかったと思います。
やはり、アイドルホースとなったディープインパクトが引退したのが、一つの要素になっているのでしょうか…。
ですが、お目当ての『天皇賞(春)』が始まる頃には、8万5千人と発表されました。ちょっとビックリしています。
実は、小生は、1日中パドックの最前列で、周回する馬達の雄姿を撮影していました。カメラをいじるのも久しぶりで、本当に充実した1日でした。
(ひょっとしたら、小生がテレビに映っていたかもしれません。)
さて、前置きが長くなりましたが、レースの「大反省会」をしたいと思います…。
◎に推したネヴァブションですが、パドックでも落ち着いていたし、返し馬も、馬場入場後、ラスト1ハロン棒までスタンドの大勢の観客の前で悠然とした「大物ぶり」を発揮していました。
ここまでは、立ち回りも見事でしたが…ペースが平均からスローであるのに、長く良い脚を使う位置取りができなかったのが、最大の敗因です。
最後方からの捲くり差しは、この馬はできません。
展開の不向きがそのまま結果となりました。
残念ですが、もう少し力を付け、スローペースでもラスト3ハロンを33秒台の脚を繰り出せる能力を身につける必要があると見ます。
○のアイポッパーは、位置取りが後ろ過ぎです。これが全てです。
展開が展開だっただけに、あれでは、「観念」=「投了」せざるを得ないでしょう。
それでも4着は、実力の片鱗を見せた格好ですが、「突出した能力」がないと、今後も主戦騎手が「猫の目」のように変わると思いますので、GⅠレースを勝つには苦しいでしょう。
この点の克服がカギです。
▲のマツリダゴッホも、『日経賞』同様に、「横綱相撲」の取りすぎ感は否めません。
先行力のある切れ味勝負の馬ですから、これでは名手・横山 典弘 騎手の腕でも「ガス欠」してしまうでしょう。
ただし、中距離路線では、怖い存在です。宝塚記念などに出走の際は要注意です。
☆のデルタブルースが、一番敗因がわかりません。
内に閉じ込められることもなく、流れにも乗ったのですが…。
これは、後でご紹介する、全レース終了後の「ジョッキー・イベント」での福永 祐一 騎手のコメントが興味深いので、そこに敗因を求めたいと思います。
いずれにせよ、人気に応えられないのは相変わらずで、「立て直し」急務でしょう。
△の筆頭に推したメイショウサムソンが、今回優勝しました。
レース内容は完璧で、再び「競馬巧者」ぶりを発揮しはじめました。
この距離で問題ないことは、血統&実力で証明できた、内容の濃い優勝と感じます。
最後の直線でも、人気薄の2着馬エリモエクスパイアに並びかけられますが、「抜かせない」勝負根性が戻っています。
今日は、この馬が一番強い競馬をしましたね。
△のトウショウナイトも、善戦といって良いでしょう。
かつてのランニングフリーを彷彿とさせる、「名バイプレイヤー」で、この距離体系のレース登場時は、常にマークが必要です。
隠し玉のトウカイトリックが3着でした。
一貫して長距離重賞を使い、結果を出し続けたことが奏功したといって良いでしょう。
次走が宝塚記念ですと、やや「忙しく」なるのが、今のこの馬にとって良いのか…この点は疑問符です。
全くのノーマークだったエリモエクスパイアが2着となりましたが、実力の絶対値を測るには、もう1レース見る必要があります。
現時点では、福永騎手に向けられた「長距離重賞に実績なし」の下馬評が発奮材料になった点と、フロック駆けのダブル効果と見ています。
いずれにしても馬券的には、ファンの皆様に「またしても」貢献できず、大変申し訳なく思います。
でも、競馬の予想は、今後も続けるので、どうか温かく見守り、ご指導を頂戴できれば…と思います。
なお、パドック有力馬&本馬場入場後のネヴァブション&マツリダゴッホ号や、1周目4コーナー付近と、2週目4コーナーを回って、メイショウサムソン号がスパートしたシーンなどを銀塩フィルムで撮影しています。
プリント&画像取り込み後、ご紹介したいと思っていますので、そちらもどうぞお楽しみに。
さて、全レース終了後、京都競馬場では恒例となっているようですが、『ファンと騎手との集い』と題したイベントが行なわれ、レース回顧その他の楽しい内容でした。
デルタブルースで惨敗した岩田 康誠 騎手は、ファンに申し訳なさそうに、それこそ「針のむしろ」に座している心境のようで、多くを語りませんでしたが、福永騎手から…
「実は、角居厩舎からは、威勢の良い声はなかったとの噂もあったみたいでしたが…」
というコメントが飛び出しました。
これが本当なら…2年連続で同じ過ちを繰り返したことになります。
ちょっと残念のような気がしました。
敗因は、実はこのコメントに集約されていたのかもしれません。
ですが、それに余りある、実に楽しいイベントでした。
そのうち『どっきりカメラ』の『騎手編』のような映像が流されたのが、とても印象に残っています。
仕掛け人として、福永 祐一&四位 洋文 騎手が務め、岩田騎手を、『メルボルンカップ』に優勝した記念として、偽・ハリウッド映画『ラストサムライ2』への出演交渉がなされるという『どっきり』が仕掛けられ、岩田騎手の偽交渉での立ち回りに、ファンが抱腹絶倒でした。
ちなみに、昨年は、和田 竜二 騎手が犠牲者だったようです。
こんな楽しいイベントがあるなら、また来年も『天皇賞(春)』をライブ観戦したくなりました。
来年は、どの騎手が犠牲になるのか…興味が尽きませんね。
追記
ちなみに、京阪神エリアには2日まで滞在しますので、この記事は、ネットカフェからエントリーしました。
明日以降5月2日までは、似たような環境で記事をエントリーします。
レース観戦には、絶好の天気でしたので、日に焼けております。
また、ビールが大変美味しい日和でしたので、ほろ酔い気分です。
表題のレースは、JRAのレースで、小生が最も好きなレースでもあります。
ところが、小生は、元々生まれも育ちも埼玉県ですので、独身時代はゴールデンウィーク前日の夜には帰省してしまい、東京競馬場から「ターフビジョン」からの観戦でした。
家族を持った後でも、今年のように9連休で、特別用事がない限りは、このレースをライブで観戦できるチャンスがなかった…というのが実情です。
ようやく「念願叶った」というところでしょうか。
それこそ、ゴルフが趣味の方や、子供が遠足に出かける前日のような気分で、前日に大阪に宿泊し、始発電車で京都競馬場に向かいました。
現地は、GⅠレースであるにも拘わらず、空いていた方だと思います。
小生は、タイキシャトルが出生した『マイルチャンピオンシップ』や、大ファンだったテイエイムオペラオー&メイショウドトウの引退式に、今回と同様に、京都競馬場に、朝早くから開門まで並んで待って観戦したことはありますが、そのときに比べても、少なかったと思います。
やはり、アイドルホースとなったディープインパクトが引退したのが、一つの要素になっているのでしょうか…。
ですが、お目当ての『天皇賞(春)』が始まる頃には、8万5千人と発表されました。ちょっとビックリしています。
実は、小生は、1日中パドックの最前列で、周回する馬達の雄姿を撮影していました。カメラをいじるのも久しぶりで、本当に充実した1日でした。
(ひょっとしたら、小生がテレビに映っていたかもしれません。)
さて、前置きが長くなりましたが、レースの「大反省会」をしたいと思います…。
◎に推したネヴァブションですが、パドックでも落ち着いていたし、返し馬も、馬場入場後、ラスト1ハロン棒までスタンドの大勢の観客の前で悠然とした「大物ぶり」を発揮していました。
ここまでは、立ち回りも見事でしたが…ペースが平均からスローであるのに、長く良い脚を使う位置取りができなかったのが、最大の敗因です。
最後方からの捲くり差しは、この馬はできません。
展開の不向きがそのまま結果となりました。
残念ですが、もう少し力を付け、スローペースでもラスト3ハロンを33秒台の脚を繰り出せる能力を身につける必要があると見ます。
○のアイポッパーは、位置取りが後ろ過ぎです。これが全てです。
展開が展開だっただけに、あれでは、「観念」=「投了」せざるを得ないでしょう。
それでも4着は、実力の片鱗を見せた格好ですが、「突出した能力」がないと、今後も主戦騎手が「猫の目」のように変わると思いますので、GⅠレースを勝つには苦しいでしょう。
この点の克服がカギです。
▲のマツリダゴッホも、『日経賞』同様に、「横綱相撲」の取りすぎ感は否めません。
先行力のある切れ味勝負の馬ですから、これでは名手・横山 典弘 騎手の腕でも「ガス欠」してしまうでしょう。
ただし、中距離路線では、怖い存在です。宝塚記念などに出走の際は要注意です。
☆のデルタブルースが、一番敗因がわかりません。
内に閉じ込められることもなく、流れにも乗ったのですが…。
これは、後でご紹介する、全レース終了後の「ジョッキー・イベント」での福永 祐一 騎手のコメントが興味深いので、そこに敗因を求めたいと思います。
いずれにせよ、人気に応えられないのは相変わらずで、「立て直し」急務でしょう。
△の筆頭に推したメイショウサムソンが、今回優勝しました。
レース内容は完璧で、再び「競馬巧者」ぶりを発揮しはじめました。
この距離で問題ないことは、血統&実力で証明できた、内容の濃い優勝と感じます。
最後の直線でも、人気薄の2着馬エリモエクスパイアに並びかけられますが、「抜かせない」勝負根性が戻っています。
今日は、この馬が一番強い競馬をしましたね。
△のトウショウナイトも、善戦といって良いでしょう。
かつてのランニングフリーを彷彿とさせる、「名バイプレイヤー」で、この距離体系のレース登場時は、常にマークが必要です。
隠し玉のトウカイトリックが3着でした。
一貫して長距離重賞を使い、結果を出し続けたことが奏功したといって良いでしょう。
次走が宝塚記念ですと、やや「忙しく」なるのが、今のこの馬にとって良いのか…この点は疑問符です。
全くのノーマークだったエリモエクスパイアが2着となりましたが、実力の絶対値を測るには、もう1レース見る必要があります。
現時点では、福永騎手に向けられた「長距離重賞に実績なし」の下馬評が発奮材料になった点と、フロック駆けのダブル効果と見ています。
いずれにしても馬券的には、ファンの皆様に「またしても」貢献できず、大変申し訳なく思います。
でも、競馬の予想は、今後も続けるので、どうか温かく見守り、ご指導を頂戴できれば…と思います。
なお、パドック有力馬&本馬場入場後のネヴァブション&マツリダゴッホ号や、1周目4コーナー付近と、2週目4コーナーを回って、メイショウサムソン号がスパートしたシーンなどを銀塩フィルムで撮影しています。
プリント&画像取り込み後、ご紹介したいと思っていますので、そちらもどうぞお楽しみに。
さて、全レース終了後、京都競馬場では恒例となっているようですが、『ファンと騎手との集い』と題したイベントが行なわれ、レース回顧その他の楽しい内容でした。
デルタブルースで惨敗した岩田 康誠 騎手は、ファンに申し訳なさそうに、それこそ「針のむしろ」に座している心境のようで、多くを語りませんでしたが、福永騎手から…
「実は、角居厩舎からは、威勢の良い声はなかったとの噂もあったみたいでしたが…」
というコメントが飛び出しました。
これが本当なら…2年連続で同じ過ちを繰り返したことになります。
ちょっと残念のような気がしました。
敗因は、実はこのコメントに集約されていたのかもしれません。
ですが、それに余りある、実に楽しいイベントでした。
そのうち『どっきりカメラ』の『騎手編』のような映像が流されたのが、とても印象に残っています。
仕掛け人として、福永 祐一&四位 洋文 騎手が務め、岩田騎手を、『メルボルンカップ』に優勝した記念として、偽・ハリウッド映画『ラストサムライ2』への出演交渉がなされるという『どっきり』が仕掛けられ、岩田騎手の偽交渉での立ち回りに、ファンが抱腹絶倒でした。
ちなみに、昨年は、和田 竜二 騎手が犠牲者だったようです。
こんな楽しいイベントがあるなら、また来年も『天皇賞(春)』をライブ観戦したくなりました。
来年は、どの騎手が犠牲になるのか…興味が尽きませんね。
追記
ちなみに、京阪神エリアには2日まで滞在しますので、この記事は、ネットカフェからエントリーしました。
明日以降5月2日までは、似たような環境で記事をエントリーします。