『第21期 竜王戦』は、開幕して3局が進行し、いずれも挑戦者・羽生 善治 名人が勝って3連勝…奪取&復位&初代「永世竜王」の称号獲得まであと1勝として、今日から熊本県菊池市を舞台に第4局が始まりました。
早くもカド番を迎え、防衛がピンチな状況にある渡辺 明 竜王が、ここからどんな底力を見せてくれるか…にも、大いに注目が集まるところです。
戦型は、羽生名人が奪取して「十九世名人」の永世称号を獲得した、今春の名人戦でかなり指された相掛かりに…。
そこから、先手の羽生名人が手損を構わずに、右の銀を6手もかけて6七の位置に据える「銀矢倉」の形に…。
(入門者の小生は、初めて見た形です。)
形にとらわれないところは、羽生名人らしさが存分に発揮されているような気がします。
一方の後がない渡辺竜王は、△8三銀~△7三銀~△6四銀と右の銀を進軍させる積極的な指し回しを披露し、封じ手の局面では囲いとしては飽和状態の、しっかりした中住まいに…。
竜王戦の様な大きなタイトル戦で、囲いとしてはあまり見ない中住まいを見ることができたのは、個人的には貴重かも…なんて思っています。
渡辺竜王が、後手でありながら、手得を活かして攻める手番で封じましたが、明日は渡辺竜王がどんな攻め手を繰り出すかが注目ですね。
その攻め手をじっくり堪能し、底力が如何程なのか…楽しみたいと思います。
さて封じ手ですが、小生の第一感は△5五銀左。
当たるでしょうか…。とにかく色々な意味で、明日が楽しみです。
手短ですが…今日のところはこんなところで。
早くもカド番を迎え、防衛がピンチな状況にある渡辺 明 竜王が、ここからどんな底力を見せてくれるか…にも、大いに注目が集まるところです。
戦型は、羽生名人が奪取して「十九世名人」の永世称号を獲得した、今春の名人戦でかなり指された相掛かりに…。
そこから、先手の羽生名人が手損を構わずに、右の銀を6手もかけて6七の位置に据える「銀矢倉」の形に…。
(入門者の小生は、初めて見た形です。)
形にとらわれないところは、羽生名人らしさが存分に発揮されているような気がします。
一方の後がない渡辺竜王は、△8三銀~△7三銀~△6四銀と右の銀を進軍させる積極的な指し回しを披露し、封じ手の局面では囲いとしては飽和状態の、しっかりした中住まいに…。
竜王戦の様な大きなタイトル戦で、囲いとしてはあまり見ない中住まいを見ることができたのは、個人的には貴重かも…なんて思っています。
渡辺竜王が、後手でありながら、手得を活かして攻める手番で封じましたが、明日は渡辺竜王がどんな攻め手を繰り出すかが注目ですね。
その攻め手をじっくり堪能し、底力が如何程なのか…楽しみたいと思います。
さて封じ手ですが、小生の第一感は△5五銀左。
当たるでしょうか…。とにかく色々な意味で、明日が楽しみです。
手短ですが…今日のところはこんなところで。