イランは脅威か~ホルムズ海峡の大国と日本外交~
本誌を読もうと思ったのは、
ロシアのプーチン大統領が19日、イランを訪問し、
最高指導者ハメネイ師やライシ大統領と会談した記事を読んだからです。
しかし、本誌にはロシアについてはほとんど書かれていません。
著者は「イラン人はロシアを嫌っている」と書かれています。
自分はなぜ、プーチンはイスラム教徒を嫌っているの行ったか知りたくて、
本誌に書かれているのではと思いました。
しかし、本誌は元外務省高官が書かれているので、現在の政府と外務省への賞賛がメインであり、
読んでいて少し違和感がありました。
やはり日本の外交はアメリカ一辺倒であり、安倍元首相への忖度が見え見えです。
フランスの外交への失敗談を書かれていますが、
フランスの独自の外交は失敗を恐れず、フランスとしてのアイデンティティがあると思います。
特に中国に対してもイランは嫌う風潮が藻強いと解説されています。
しかし、現在の状況を見るとイランは「神権政治」から
ロシア、中国、北朝鮮の「専制国家」に仲間入りしたのではないかと思います。
今のイランは脅威となっていると思います。
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