世界の艦船2024年4月号の特集は「超大型水上戦闘艦の時代」です。
岡部氏は1万トンを超える駆逐艦の建艦ラッシュ状況について解説されていますが、
現在の各国の艦船を昔のカテゴリーで区分する時代ではないのかと思いました。
それは各氏がアメリカ、中国、日本、韓国、ドイツ、イタリア、ロシアの超大型水上戦闘艦について解説されていますが、
各国ともにそれぞれのニーズあった要素が大型艦への建設となっているためであり、それぞれの艦船により違いがあり、
昔のような一元的に比べられるものではないのではないかと思います。
その辺については井上氏が的確な解説をされていて、納得できる内容でした。
特にミサイル等の積載数は現実に紅海で起きている無人機による攻撃においてアメリカ艦艇が、
どの位のミサイル数を発射したのか、数的に問題があったのか検証が必要ではないかと思います。
日本ではドンガラは作ったが、アンコの一部は後からでは現場の士気に影響するのではないかと懸念します。
やはり超大型水上戦闘艦についても米国は抜きに出ていることと、
中国の増強とそれらを支えるインフラ整備の充実ぶりは脅威であります。
そして井上氏の記事「レールガンと高出力レーザーの最新動向」については勉強になりました、
やはり艦船に搭載するには課題が多く実用にはやはり電源設備がポイントであり、
大型水上艦でないと無理であることと、
単体での使用でなく、システムの中に取り入れて使用できるようにしなければ難しいことが理解できました。
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