世界の艦船1月特別号は海上自衛隊です。
機会がある毎に海上自衛隊については記事として掲載されていますので、
特に目新しい情報はありません。
海上自衛隊OB福本氏が「この一年と今後 迫り来る海上安全保障環境を考える」で総評が書かれています、
防衛費は増額の一途をたどり、中国対応を考えると致し方ないとの見解です。
新たな組織編制があり、海上作戦センターの運用が開始されました。
これにより迅速なる戦略が可能となるかは動向を見守る必要があると思います。
装備については岡部いさく氏の新型艦艇と航空機とかぶります。
イージス護衛艦「まや」型、リチウム・イオン潜水艦「たいげん」、多機能フリゲイト「30FFM」、
新艦種「哨戒艦」、F35B搭載「いずも」型、音響測定艦、海洋観測艦、
新型航空機について書かれていますが、これらの艦船についてもそれぞれ特集や別冊で書かれています。
「開発中の艦載ウエポン」についてもこれまでの掲載記事と重複しています。
井上氏の「将来無人装備はどうあるべきか」現在各国で開発されている無人装備について海上自衛隊でも検討されていますが、
井上氏はこれからの海上自衛隊の戦略をはっきりとさせないと何か必要であり、
どの部分に無人装備が必要であることを考えないと他国の動向ばかり気を取られていてはいけないと指摘されています。
続いて「イージス・アショア代替策を考える」特集ですが、海上自衛隊OBの3氏がご意見を述べられていますが、
出版元からはそれぞれ政府案を基に書かされています。
これらの3氏の内容を読み解くとイージス・アショアは必要であり、
イージス艦と協調して運用していくことが最適であるがどうして政府が変更したかについてのご意見はありません。
ハワイにあるイージス・アショアについてミサイル発射装置は別の場所にあり、
垂直でなく斜めに設置してあり、住民への不安を取り除いてあるとのことです。
これまで多くの関係者が見学しているのに何の疑問も持っていなかったか不思議です。
どちらにしても現政権と自衛隊上層部は何を考えているのか分かりません。
結果は2隻のイージス艦を建造することとなったのは造船会社のためかとも思います。
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