MUSIC&SHIPS

音楽と船の日記

ダイアナ・クラール ジャパンツアー2,019 in HIROSHIMA

2019年11月11日 | ライブ

ダイアナ・クラールいくつものグラミー賞&ジュノー賞を獲得し
8作品が全米ジャズ・チャートNO.1を誇る「ジャズ・ヴォーカル&ピアノの女王」
3年振り、待望の来日とのことで、初めて行きました、



彼女を知ったのはあまりにも有名なアルバム2001年発売の「ザ・ルック・オブ・ラヴ」です。



その後はCDが発売の度に購入していましたが、最近はあまり意識していなく、
今回、広島でのライブに行くことで、再度聞き込みました。
彼女の魅力はピアノの弾き語りです。
今回はダイアナを含めて計4名というコンボ(小編成バンド)です、
アコースティック・ジャズとしては個々の技量が分かります。
舞台には楽器を囲むように、大2台、小4台のスタンドランプが少々高めの位置で設置されている。
ランプの色は暖かな電球色。時おり会場上部の照明がそこにアクセントを加える程度の、
シンプルに徹したライティングです、最近のライブは照明で色図けすることが多いのですが、
ジャズライブではこの様な照明がよいです。
基本的なスタイルは自分の歌の間、ほとんどピアノを弾きませんが、
そのかわりギターが粋な和音を入れて、パフォーマンスに膨らみを加える。
そして彼女のソロ・パートになると、ヴォーカル・マイクを少し向こうに移動し、
俄然、指を鍵盤に踊らせる。
シングル・トーンとオクターヴ奏法をバランスよく織り交ぜながらの
グルーブ感をたっぷりの演奏てした。
演奏曲目は今までのアルバムから皆さんのよくご存じの曲を
ディオやピアノ弾き語り、スローバラード有、スイング感たっぷりのピアノ・プレイ有、
ボサノヴァ、ポップス、ロックなどの名曲を次々繰り広げていきます。
特に「L-O-V-E」「クライ・ミー・ア・リヴァー」「チーク・トゥ・チーク」
そして「ザ・ルック・オブ・ラヴ」はやっぱり良かったです。
アンコールでは「ス・ワンダフル」と聞き手を最後まで心地よく聞かしてくれました。
また、MCで結構おしゃべりをされていて、分かったのは今回はお子様が同伴されていて、
観光で宮島に連れて行った時にフェーリーに乗ったのだが、
カナダ・バンクーバーで島に渡るときにフェリーに乗ったことを思い出して、
楽しかったとのことでした。
そんな彼女のピアノと歌を堪能できました。

ダイアナ・クラール(p,vo) アンソニー・ウィルソン(g)
ロバート・ハースト(b) カリーム・リギンス(ds)




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