「0番目の患者」
新聞での批評に腸チフスとワクチン開発のエピソード、重症急性呼吸器症候群(SARS)について記載があり、興味があり読んで見ました。
著者は医学史や疫学を専門とする医師であり、医療の進歩に貢献した患者について正当に評価しようと、小説仕立てにして書かれました。
最初に著者が「日本語版によせて」と題して、新型コロナウィルス対策として、
「PCR検査」「感染しない・させない生活様式」「感染者の隔離」を挙げています、
日本は未だにこれらの項目についての対策は不十分であります。
そしてウイルスとの戦いは永遠に続き事を指摘されています。
しかし、この本を読んで病名は知っているが最初の患者、ここでは「0番目の患者」を指しています、知らない事ばかりでした。
物語として大変読みやすく、いろいろと考えらせられました。
病原菌について知るには「0番目の患者」の献身的に協力が必要であることを改めて感じました。
特に医薬会社の営利目的には患者の命さえ軽視している事に着いては憤慨を感じます。
やはり自分自身の体の状態の把握と免疫力のアップはこれから生き延びていくには薬に頼らない事が必要ではないかとも思いました。
そして検査は大切であるとも再確認しました。
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