天体観測に魅せられた人たち
The Last Stargazers
The Enduring Story of Astronomy's Vanishing Explorers
エミリー・レヴェック
本誌は天体観測が過去、現在、未来において度の様に行われていて、
これからどのようになっていくかを現場で観測している
天文学者、オペレーター等の多くの人たちからの声をまとめられております。
自分は天体観測については断片的にしか見ていない事に気づきました。
特に観測装置の繊細な事やどこに標準を定めて何を観測するのか大変な作業を知ることが出来ました。
自分の知人で、夜な夜な山に行き天体観測結果をSNSに投稿されていますが、
その人の撮られた写真でもこんなにもきれいに撮れるのかとか思っています。
本の中でも書かれていたことで、肉眼で超新星を見た人物については、
やはり長年星を見続けたことにより異変に気付くことができるのではないかと思います。
この宇宙にある無限大の星の中からどの星をターゲットとして何を観測して、
星の生い立ちを調べることにより、宇宙の謎を解き明かして行くことの壮大さには、
自分たちの時間軸が短いことをなんと短い事かを感じられずにはおられません。
天文学者が宇宙に魅せられて行くことを少しは理解出来たいと思います。
訳者あとがきの中で、原題についてのコメントがありましたが、
本紙については原題より邦題が的確であることには賛同します。
下記に著者が行ったプレゼンテーションのURLを記載します。
冒頭で著者は肉眼で超新星を見た人物について語っています。
https://www.ted.com/talks/emily_levesque_a_stellar_history_of_modern_astronomy
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