毎年、世界の艦船1 月号の特集は「海上自衛隊」に決まっております。
昨年との違いは朝鮮・台湾有事と海上自衛隊です。
特に台湾有事についてはNHKスペシャルでも台湾海峡で何が〜米中“新冷戦”と日本〜
でも放映されていますので、気になるところです。
中国軍は正面装備の増強と質の向上を図り、ロシアとの共同演習により西側をけん制しています。
自衛隊はこれらの対応について同様な戦略が必要であるか絶えず検討して必要な整備を進めなければいけませんが、
政府の戦略がないので中国政府になめられています。
NHKスペシャル中で中国軍が実際に行動をおこした場合の対策、承認までの過程での問題点を取り上げており、
本紙の「海上自衛隊の課題を探る 中国海警に対する海上警備行動を巡る諸問題」でも同様です。
井上氏の「注目の新型ウェポン」でも述べていますが、
中国軍の脅威に対応するための整備すべき新型ウェポンが何かを考えなくてはなりません。
また、NHKスペシャル中で北海道に展開する部隊の沖縄への輸送課題に着いて、
吉富氏が「自衛隊の新たな輸送船舶」で見解を述べられていますが、輸送船舶の速力不足は課題です。
自衛隊のこの現状を国民にも広く知らせどのような対策が必要であるか議論する必要があると思います。
ただし、正面整備を増強するのは得策ではありません、今の中国軍の増強を張り合っても国力が違います。
国防は外交と国民の意志と自衛隊の資質の高さが必要です。
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