DCC迷宮の住人

デジタル鉄道模型の備忘録

猫屋線キハ185をDCCフルサウンド機に改造する~その2~

2024-06-04 00:01:22 | 猫屋線

今回は,車内照明の基板製作です。

ノコギリを使って切り出したばかりのプリント基板の角は結構鋭いため,今後の作業の安全と,動力車に組み込む際の損傷防止のために,ヤスリを掛けて面取りを行う工程を挟みます。

プリント基板にパーツを半田付けしますが,その際,予備ハンダの前にフラックスを塗って,ハンダを流しやすくします。かつて,プロの方の電子工作の動画を見たことがありますが,ハンダ付け毎に頻繁に塗っているのを見て,驚いた記憶があります。

上の写真は,あらかじめ基板の右端の部分に予備ハンダを流してあり,その部分にパーツを半田付けて仮止めしているところです(既に基板にハンダが載っているのでパーツから出ているリード線を上から押しつけているだけ)。この後,リード線にしっかりとハンダを流し込んでいきます。
ハンダ付けのコツは,基板にフラックス→予備ハンダ→パーツにフラックス→予備ハンダ→両方にフラックス→こてを当てるだけとい順番で行います。


フラックスが天ぷら油のようにジュワ~となれば,ハンダが流れて成功です。ちょっとハンダが多すぎてお恥ずかし写真ですが
初心者が失敗するのは,フラックスを使用しない,予備ハンダをしない,ハンダこての能力不足にあるのではないでしょうか。
ちなみに,ハンダごては白光のFX600を使用しています。1分足らずで高温になり,最高500度まで調整可能なので,鉛フリーのハンダでも作業が容易だからです。
私自身の経験では,安価なハンダごてでは温度が足りないため,現在主流の鉛フリーハンダを扱うのに難しく,結局買い替えてしましました。

照明の基板ができました。

次回はヘッドライト,テールライトの組込み作業の予定です。


猫屋線キハ185をDCCフルサウンド機に改造する~その1~

2024-05-27 22:23:03 | 鉄道模型全般

トミーテックから発売されている猫屋線キハ17をDCCフルサウンド機に改造した記事はこちらで紹介済みですが,キハ185を同様に改造するにあたり,その工程を記録します。

DCCにおける停車中の車内照明の点灯は必須です。猫屋線の躯体は明るい色のプラスティックで出来ているため,光が漏れることが想像されます。その対策としてリキテックス社のブラックジェッソというアクリル塗料を塗るのが,私の定番のやり方です。

光漏れがないか入念にチェックします

一晩寝かせて下地のアクリル塗料を乾燥させてから,ファレホの白と緑を適当に混ぜて作った若草色らしき色で室内を塗装します。室内に照明を点けたときに黒一色では興ざめですので

ちなみに,全部筆塗りです。理由は,ガラスの平滑度がゆる~いので,室内の仕上げに気を遣う必要がないからです

この作品,急がず仕上げていく予定です。


グランシップ トレインフェスタ2024 続編

2024-05-23 20:03:06 | 鉄道模型全般

車両検修庫の動画を編集しました。



操作中の自撮りが不可能なので,元動画はメル鉄おやじブログ様からご提供いただいたものを使用しています。

                                            以上


グランシップ トレインフェスタ2024

2024-05-22 19:50:51 | 鉄道模型全般

5月17日(金)~19日(日)は,東静岡駅南口に隣接している静岡県コンベンションアーツセンター,通称「グランシップ」で開催されたトレインフェスタ2024に参加しました。


最終日の朝の様子。
金曜日が搬入日で,土・日曜日が一般公開となります。


保線車両が総ぞろいです。

この外に持ち込んだものを以下に紹介。
いきなりですが,外惑星からのお客様


50周年だそうです。

有名なロックバンドも参加。


右から4棟までがドイツのミルテンベルクのマルクト広場に実在する建物。左から2棟目がアルスフェルトの市庁舎。いずれもkibriのキットを組んだもので,照明を仕込んであります。

ドイツでは,薬草学は魔女の必須科目だそうです。

                                            以上


国際的に有名な救助隊へのオマージュ

2024-05-15 16:14:05 | 鉄道模型全般

車両検修庫には,レスキュー車輌も配備します。

レスキューと言うことで,とある設備を製作


サーボモーター4個セットを購入し,そして仕込みます。


こんな感じに仕上げて...。

当然,こんなギミックに

ここで,公開予定。
                                            以上