前向きな毎日を送る

様々な人の影響を受け、色んな言葉に感動をしている日々を忘れないように・・・

足るを知る

2007-09-15 21:41:49 | 環境問題
「ハチドリのひとしずく」いま私にできること  監修・辻信一

夫が読み終えていた。

私も興味があったので
「持っていこう」って言ったら
「行きで読めるよ。借りなくても良かったな」って
「ふーん、買わなくって良かったじゃない」って言ったら
「何言ってんの?買ったことないだろ。
書庫でもあるの?めちゃめちゃ前向き。」
と鋭いつっこみを入れられひとしきり笑って出かけた。

たぶん、装丁の感じから、絵本のようなものだと思った。
確かに、初めは絵本のようなページがあった。
そのあとは著名人や名もない人たちの写真と
その人たちの言葉。
環境に対する考え。
それを読むうちに胸がざわついた。
一人一人の言葉に考えさせられ、読む速度は遅くなっていた。
結局、読みきれなかった。

ザワザワしてきた言葉


「でき合いのものを買わないから、
プラスチックパックのゴミがたまらない(抜粋)」

              イタリアの陶芸家 ブルーノ・ガンボーネ

ついつい、でき合いのものを買って夕食のおつまみにしてしまう・・・
容器のゴミを見てはいつも「こんなにゴミを出してしまった」と思っている。


「ナマケモノは必要以上のものを求めない。
自分にとって大切なことを、
じっくりゆっくりやっている。
平和って、きっとそういうことね。

 高温多湿の熱帯雨林で、
わざわざ排泄のために危険を冒して
木から降りるのは栄養分を確実に根元に届けるため。
動きが遅いのは筋肉が少ないため。
またそれは省エネと、天敵の少ない樹上で
小枝にもぶらさがれる軽量を保つため。(抜粋)」
       
           コスタリカの民宿経営者 ジュディ・アロージョ


「何もしないことが実は本当の贅沢なんです」
       
                   西表島の文化伝承者 石垣金星


それから、
南兵衛(鈴木幸一)さんの
「足るを知る」
と言う言葉。

詳しくはわからないが、
仏教の言葉らしい。

充分に満ち足りていることを知り、不足感を持たないということ。

人間は欲が深く、「より多く、もっと欲しい」と満足しない。

とても興味を持った。
短い言葉にたくさんの意味がある。


最後に
「より少なく、よりよいものを」
と言うこと。

これに尽きる。

また、生活クラブを始めようかと考えた。
まずはプラスチックパックのゴミを減らす生活から。

コメント (7)
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衝撃の写真に考えさせられる2

2007-07-12 21:36:19 | 環境問題
百年の愚行」を読み終え、きのうとは別の考えになっていた。

衝撃的すぎる写真なので図書館に置いてもらえないのかな、
なんてきのうは思ってだけど、
あれは作りものじゃなく全部現実のこと。
だから見たくない、なんて拒否しないで誰もが見て認識すべきだと
考えが変わっていた。


今日は後半を見ました。
そこには戦争や難民、貧困のことなどが多く取り上げられていて、
そして読み終えたときそう感じていました。

土居さんがじっとしていられなくなった気持ちがよくわかり、
わたしは何ができるのだろうと考えていました。

初めのページに戻って前書きを読み返し、
こんなものを作るなんてすごいってじーんとしました。

写真はどれもドキッとしてしまう。
きっと「ガラクタ捨てれば自分が見える」のカレン・キングストンさんの
言っていた、身体に悪い写真達だと思います。

かなり衝撃的だけど、みんなに知って欲しい現実です。
読み終えた後はきっと何かを感じるはずです。


ちなみに借りた本は2002年の初版でした。
うちの近所の図書館なかなかやるな。

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衝撃の写真に考えさせられる1

2007-07-11 22:56:35 | 環境問題

「百年の愚行」を読み始めている。
いつもの如く「めざましテレビ」で知った本です。

「じてんしゃ図書館」の館長 土居一洋さんがこの本に出会い、
みんなに広めたいと全国を自転車で回っている。

詳細は「じてんしゃ図書館」をご覧ください。

http://asobook.nomaki.jp/

紹介された6月に図書館(地元の図書館)に予約し、
最近手元にやってきました。

環境破壊の衝撃写真の数々です。

少々怖がりの私は寝る前に読めません。
食事時もちょっと・・・
(でも今日はお昼休みに見てました)
なので会社の行き帰り、電車で読みました。

写真集なのに、なかなか前に進めません。
1つずつじっくり見入ります。


テレビでは、彼が全国の図書館を回っても
なかなか置いてもらえないと言ってました。


それを見て、
「どうして本を置いてくれないんだろう?
こんないいことをしているのに。わかってない人が多いな」
と思ったものですが、

ひょっとしたら衝撃写真過ぎるのかもしれません。


「大量生産と表裏一体の大量消費。
そしてそれは、大量のごみをも生み出している。
一定時間が過ぎると捨てられるハンバーガー・・・・中略

エネルギー消費時代とは、ごみを生産する時代のことでもあるのだ。」
                            
                               百年の愚行より


ちょうど真ん中あたりにハンバーガーの写真ともにこの言葉がある。

最近は余り食べないが、以前よくハンバーガーを食べていたことが
なんだか悪いことをしていたように思えた。

そして、私の感覚では結構涼しいと思う今日、冷房の効きすぎた車中で
憤りを感じていた。


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