前向きな毎日を送る

様々な人の影響を受け、色んな言葉に感動をしている日々を忘れないように・・・

健康第一で楽しく暮らせますように

2025-01-26 00:22:00 | 私と周りの人のこと
持ち帰った物の中に間違って入っていた。
母が作った絵馬。
楽しく暮らせますようにって書いてくれてうれしい。

漢字だいぶ忘れている…


「絵馬間違って持って帰ったから今度持っていくね」と言っても「なんのこと?」とわからない。
絵馬を見せても、「そんなん作ったの覚えてないわ」と言う。

今日行った時も、「なんでもすぐ忘れるわ」って言ってた。

母をみんなのところに残して戻って来たら「みんなトンチンカンやからトンチンカンでいいの」とかちょっと声高に言ってた。何かあったのかわからないけど…私は急いでいてすぐに帰ってしまった。
大丈夫だったかな?
 

そういえば、今日行ったら、母が見たことのない服を着ていた。

お風呂から出たらこれしかなかったからこれを着たと。

「前の人が私のを着て行ったのかな?」なんて言ってた。
スタッフに言いに行く。
前から何回かそんなことがあり、今後は間違いはないと言われたばかりだった。

最初はタオル、次はパンツ(ズボン)そして上着。

タオルも他の人のが一枚来ていてうちのはまた少なくなっている。
いったいどんなやり方をしているのか。

ネットで検索したら結構間違いはあるみたいでここだけの問題ではないようだ。

もともと持って来た服は夏物がほとんどだったので母の今着る服はどんどん減っていく…




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母が少しだけ活動的になる

2025-01-21 21:40:00 | 私と周りの人のこと
母にテーブルを持って行ったのは正解だった。

ここ2回ばかりエコーショーでテレビ電話をすると、テレビはついてるがいない。

「ママ〜いる?」と言ったらいた。
「今何見てるの?」と聞くと

「今、年賀状整理してるからテレビ見てない」と母。

持参したテーブルのところで椅子に座って何やら年賀状の整理をやっているらしい。これで2度目。(エコーショーでは広範囲は見られない…リングだとよく見えたのだけど今は使えない…一応守っている)

実家から何年分かの年賀状を持って来ていて、それと今年の年賀状4通を整理しているらしい。
「なんかファイルとか買ってくる?」と聞いても、「箱とかいらんから」と言っている。

今までベッドに寝転んでテレビを見ていたのから比べたら雲泥の差だ。

早くテーブルを用意してあげればよかった。おいおいと言っていてだいぶ遅くなった。でもこうして使ってくれて本当によかった。


さて、日曜日に、外食をして帰って来たら、3階のエレベーターを降りたところに5人が座って外を見ながらおしゃべりしていた。

サイサキさん、オオタキさん、キヨタさんと先日夕食をご一緒していた方と、あと1人。

いっせいにこちらを見て、「どこ行ってたの?」と。

お昼を食べてきたことを母と私が言うと
「入院してたかと思って心配したわ」とオオタキさん。やっぱり面白い。

「美味しいの食べたんでしょ、うらやましい」とみんなでガヤガヤ。

ああ、この人たちと知り合えてよかった。

母を部屋に帰らせないでそのままそこにいてもらって、私は「よろしくお願いします」とそそくさと退散した。



※食後に窓から外を見て、母は高い建物を「7階建やね、高いね〜」とすぐに言う。次に「これは12階かな?」と。私の方が時間かかるくらいだ。
「すごいね」と言うと「下から数えてたから」と照れたように笑った。




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ラインの履歴が消えた

2025-01-11 11:50:00 | 私と周りの人のこと
題名の通り、ラインのトークが消えてしまった。

昨日、昼飲みをして帰ってきた。最近にない大酔っ払い。その時に何かをやってしまった…

トークのところに夫がいない!?
どこに行ったの?と友達のところを見るといたので操作したらトークに出てきた。ああ、でも真っ黒なトーク画面…なんの会話もない。がーん。

なんかした?ああ…

酔った頭で検索するとバックアップがあればよみがえるようだ。
設定から操作すると、今すぐバックアップというのがあってそこを押してしまった…
頭が回ってなくて焦ってる私はその黒い画面を上書きしてしまったようだ。
さっきはその上の方に前回のバックアップというのが残っていたが、すでに今の日付時間に変わってしまった…

ああ、焦らず酔いが覚めた頃にゆっくりやればよかった、最悪だ。

パソコンでやればとかもあってやったがやっぱりたった今夫に送ったLINEしか載ってない…

あきらめるしかない。
全てなくなっても夫とのLINEだけは残って欲しかった。

実は昨年機種変更してやっぱり全ての履歴が最近のしかなかったことがあり、慌ててお店に行ったら、iCloudの出す方の設定ができてなくて引き継げてなかった。auのお店の知識満載の方に復活させてもらい、本当に嬉しかった。その時は前のスマホもあって上手く行った。

ああでももう今は前のスマホもない。初めて下取りに出してしまった。

ああ、不幸はそんな時に起こるものだ。

でも今まで以前のLINEを見たりすることもなかったから、まあいいと言えばいいのだけど。一瞬、思い出が消えたくらいにショックだった。ただの連絡しあったものなのにね。

調べて見るとブロックをしたのかもしれない。でもブロックしたとして、また友達にあったのをクリックするだけで元に戻るのかな?いったい私は何をやってしまったのだろう。

お酒を飲んで隣のお家に行った人をああ、なんてバカなことをなんて思っていたけど、本当に酔った勢いで何をするかわからない。
スマホなんて操作しないほうがいい。ブロックなんて滅多にしないのに、本当にやったのかな?それも間違って一番残したい人のを…


さて、新しい会話のはじまりだ。




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2025年、母も猫たちも元気に

2025-01-04 12:32:00 | 私と周りの人のこと
お正月から母のところへお迎えに行って一日の夜はお泊まり。
猫と遊ぶのがやっぱり大好きで声の掛け方が、私と違ってなんだか優しげ。

ふうちゃんちょびちゃんも無事に年を越せました。2人のことは書きたいことが満載なのに昨年はほとんど書かなくて…そのうちに。

元旦は関東風のお雑煮、美味しくできました。そして、二日目は関西風お雑煮。白味噌を買っていたのでそれでなんとなく自己流で作ったらそれもうまく行って、みんなおかわり♪

母と一緒に作る予定が、結局1人で作りました。今回はお正月だしまあ、のんびりしててもらおうかなと。

2日のお昼が天ぷらということだったので1時までにホームへ。朝からみんなで飲んだので夫は行かず母とバスで向かった。

ホームに着いて母は直接ダイニングへ行き、私はお部屋に荷物を置きに。そしてダイニングに行くと、ホーム初日から一緒に入ったサイサキさんが食べていた。母とは別のテーブルで。母は別の方と一緒でその方はもう終わってコーヒーを飲んでいた。

サイサキさんの方に行って新年のご挨拶。そのうち食べ終わってこちらに来ると(その時にはもう1人の方はいなかった)母が明るくなってよかったと。何度も言ってくれた。

母はキョトンとした様子で全然その時のこと覚えてないわ、と。

前からこんなんで明るかったからね、というので、私もそうね、あの時が暗くて元に戻ったのよね!と。

サイサキさんは立ったまま話が止まらない。そういえば、前にもそんなことが。

ここに入った頃、母が何も話さずそのうち帰りたいと言っていたが、今はそんなこと全然言わない。反対に私とか他の人が帰りたいというようになってるなど…母の変わりように驚き、自分たちがここに馴染めなくなっていることを話してくれた。

母は横で聞いていて、「ウチ帰ってもここでいててもテレビ見ておんなじやし」なんて言ってる。

そして、部屋に帰ってからまたそんな話をしたら、「あの時はここの人たちと仲良くなろうと思わなくて、わざとそうしてたのかも知れへんわ」というので
「そういえば、話合えへんってよく言ってたね」と返した。

そうだったのか。母はわかっていて話さないことを選んでいたのかもしれない。

その頃、私はなんで話さないのか?友達はできないのか?…などと悩んでいた。

その辺の問題は解決してやれやれ。

まだまだ、退屈の解消の問題はある。
サイサキさんと話してる時に「みんなで何かやるといいですね」と話し、「母に何かやったら?」と言うと
「そういうのをやるにはリーダーがいるけど、みんなそれがめんどくさいからやれへんねー」とものすごくちゃんとしたことを言ってびっくりした。

今年はなんとか卓球ができるようにお膳立てして連れて行ってあげたい。できればホームでやってくれたらいいのだけど。


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認知症でもいつも相手を思っている

2024-12-25 12:48:00 | 私と周りの人のこと

この日は、母とオオタキさんが話しているところにトコトコ歩いて行くと、「あら?お嬢さん?へぇー俳優さんがいるのかと思った」と。
ああ、また褒めてくれてると思い、「コーヒー入れましょうか?」と聞くと、
「あなたに会えて胸がいっぱいでなにも飲めないわ」とおっしゃる。

まるで漫才か何かのような返し。

いつもぼーっとしている私は、こんな素早い反応がうらやましく、ニコニコ笑っていた。母も一緒に。


その後、もう1人かなり認知症が進んでいるような方がオオタキさんに「いつも2階から外の神社見てるんだけど、行けないかな」と相談してきた。

オオタキさんは、「私も中から拝んでいるわ。そういうところに行くのは準備とかいるから断られてたと思う、だから二階から見てればいいのよ」など話すが、相手の方はいつも遠くから見てるだけで、と繰り返す。
オオタキさんはまた同じことを言い、スタッフに聞いてみたら?と。

その方は「でもいつも受付に誰もいないのよ」というので、
私が横から「ベルを鳴らして呼ぶと出て来てくれますよ」と言い、母も同じように言った。
オオタキさんも「そうそう行って来たら?」と。

杖をついてゆっくりと受付の方へ。母がすかさずついていく。

チリーンと鳴らし出て来たスタッフに、その方が話すが、横から母が話し始める。けっこう的確に話しているようだ。

少し離れているので、よく聞こえないが、インフルエンザも流行っているのでまた季節が良くなれば行きますから、とおっしゃっていた。

その間、オオタキさんは私に話しかけていて、私は両方に耳を向けていた。

彼女と母が帰って来た。

あとから、こんな時は私が行く方がよかったかな?と思ったが、いや、母のできることを奪うことはなかったな、と納得していた。

世話好きな母の役割ができてこの日はよかったと思う。


そしてうちに帰って来てオオタキさんのことを考えていてわかったことがある。

以前から、オオタキさんは褒めるのが上手い、とか褒められて自己肯定感が上がるなど言っていたが、そうではなかったような…

彼女は褒めるのが上手いというのではなく、人を喜ばせるのが上手いのだ。

何か言って相手が喜ぶのを、ニコニコするのを見たいのだと思う。

昔からそうしていたに違いない。

今度会ったら、そんな昔話をしてみたいなと思う。



※18日に母に届けたテーブル。閉店したお店からもらって来ました。なんと8キロ近くあったのを約10分歩いて運んでへとへと。

よく見るとたくさんはげていた。白っぽいテーブルを黒く塗り替えた物だった。さくらのペイントマーカープロ用というのを買って黒い方はしっかり塗って届けた。天板部分はいつもお世話になっているOさんが塗料をくださるというのでそのうち直します。
それまでははげたまま…
(不透明だというそのマーカーつやなしではなく黒々していて…艶消しの脚に塗るとちょっとなーでしたがまあ、白いよりはいいかなと)

あっもう届けたので黒く塗った写真はないです…
この写真はOさんに相談した時のものです。



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役割があるとしゃんとする

2024-12-21 22:07:00 | 私と周りの人のこと
きのうは認知症グループホームの講座に行って来ました。認知症サポーターのスキルアップ講座。

色々見学した時にグループホームも見たのだけど、かなり介護度の高い方が多い施設だったのでここは母にはまだ早いなと思っていた。

今回はそことは別のところの方が来てお話いただいた。

毎日の様子を伺いとても感動し、涙が出そうだった。こういう講座で感動することはそんなにない。

グループホームに見学に行った時に見て欲しい点や、講師のホームのことなどを教えていただいた。


グループホームは生活の場なので常時の医療処置がない。なので看護師も常駐していない。

玄関、リビングの鍵はどうなっているか。カギがかかって出られないところがほとんど。
以前行った老人ホームはエレベーターで降りることも自由にできなくてそれが気になった。
今のところはエレベーターの乗り降りは自由。玄関のカギはちゃんとしている。

講師のホームは鍵はしていなくて、外に出たければいつでも出られる。人感センサーでわかるようになっているので、誰かが出たらそっとついていって、わからなくなって途方に暮れた時にどうしたの?と声をかける。そうするとこの人は頼りになる人だと信頼関係ができる。


入居者が退屈していて、職員が忙しい。そういうホームがほとんど。

母の状況と同じだ。お客さんとそこで働く人みたいに見える。
ここが我が家という感じが少ない。


入居者がどれだけ主体的に関わっているか。 
入居者が食事を作ると手間がかかる、職員がやった方が早いがそれを待つ。
全てやってもらうと何もできなくなる。

役割があるとしゃんとする。ホームにいる意味、理由ができる。

何度も同じ話をするのは…
少ない情報をつなぎ合わせてする行動。
「その方がいる世界を想像して対応する」

講座で書き留めたことなのでなんだか切れ切れです…


母が動けなくなって、5月に新しくできたピカピカのところに入居できて本当にうれしかった。
車イスから歩けるようになり、元気になるにつれ、退屈だと言う母。

ここでずっといていいのだろうか?そんな風に思ってしまう。そんな思いからこの講座をうけてみた。

ただ、グループホームに空きはなく、すぐにどうこうというわけではない。

講座を受けた後、母のところに行くとカフェコーナーでコーヒーを飲んでくつろいでいた。

そのうちオオタキさんがやって来て母と話し始めた。杖がなくなって探していたと。
仲良くたわいのない話をしている姿を見たら、さっきまで考えていたことが、まあここでいいかな?と思えてくる。

そこに私登場。

あら?お嬢さん?

そう、みんないつも初めての出会いだ。


またまたオオタキさんのおもしろ話があったので書いておきます。





※三瀧寺紅葉



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猫のポーチと母の友達のこと

2024-12-06 20:38:00 | 私と周りの人のこと
母のところでお昼を一緒に食べた。

お昼の時間をずらしてみんなが終わった頃にダイニングで一緒に食べようと言っていたのに忘れて座ってコーヒーを飲んでいた。
スタッフの方に連絡していたので食事はまだだったが…

行くと、「遅いわー待ってるのに〜」と。「座れないから1時間あとにしようって言ってたよ」と言っても覚えてなかった。
部屋で待てなくて降りて行ったようだ。

スタッフの方のお勧めで、カフェコーナーのカウンターで食べることにした。

部屋はまだワゴンしかないので2人で食べる時は狭い。

カフェコーナーはテーブルが広くて誰もいなくてご機嫌だった。
お昼が済んだら、また母がコーヒーを淹れてくれた。

そのあと部屋に戻って、今日の目的のポーチを披露♪

マトリョーシカみたいな猫のポーチ♪

水曜日、買い物に行った時に飛び込んできて、衝動買い。一つの値段だと思って買う気になったらなんと中から出てくる出てくる…

ああ、こんなにあるとちょっとなー、でもかわいいから欲しいなー…ちょっとちょびに似たとこあるし…
と、思案しているところに夫がやって来て、ママに持っていけばいいよと。

そうだ!そうしよう、と購入。



母に選んでもらうと、一番大きいのは大きすぎるから2番目がいいと言う。メガネケースを入れるとちょっと小さいのでやはり一番大きいのにした。一番小さいのを小銭入れにしたらと言ったが、今あるのでいいようで、ひとつだけになった。

猫が好きな人にあげたらいいわ、と言うので、誰かにあげようと思ってる。
あっクリスマス会のときのプレゼントにしてもいいなー

今日も例のほめてくれるお友達が食べてる時にやってきた。
「2人で食べていいわね」と。「あっどうぞそこに座ってください」と言うと、「急にいなくなったからどうしたのかと思ってたの。あとでまた来るからいいわよ」と言う。

ちょうど1週間前にもカフェでご一緒した時にたくさんおしゃべりした。
2人でいるところに私が現れ、母はまた私にコーヒーを淹れてくれた。

「お母さん器用なのよ。私はダメだけどね。だからいっつもやってもらってるの、ほんと器用よ」とまたしてもほめてくれる。

その方オオタキさん(仮名)は私が母と一緒にいるのをよく目にしていてうらやましかったと言う。「やっぱりお嬢さんがいいわね、ウチは男で嫁さんだからね」なんていわくありげなくしゃっとした顔をして話す。「だからここに来たの。今ここにいるのが幸せよ」と。「母は以前絶対に来ないって言ってたんです」と言うと、「もう大丈夫よ、そんなこと言わないわよ」と。
そして、「お母さんと気が合うのよ、みんなはコーヒーとかあんまり飲まないからいつも一緒に飲んでるの、みんな2人組になってて私は1人だったからうれしいの」と。いや、確かいつも別の人と2人でいたと思うのだけど… まあ、オオタキさんも忘れているのかも知れない。
「いつもお世話になってます。おしゃべりしていただいてうれしいです」と言うと、「私の方がいつも癒されてるのよ」とニコニコ話す。けっこういっぱいお話して、もう行くねという頃に近くに寄ってきて「かわいい、あなたかわいいわ」とまたほめてくれた。



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しみじみしたこと

2024-12-03 22:21:00 | 私と周りの人のこと
母がうちに泊まった17日のこと。
猫と遊んだりしていると、先日初めて通販で買った服が届いた。母はそれについていたカタログを見始めた。表紙の服が気に入って「色が渋くていい」とか、何度もほめる。中を見てまた表紙に気づくとまたいいと言っている。「買う?」と聞くと、「でも襟のとこがちょっと当たるかな?」と。「やっぱり服は着てみてから買う方がいいね」と言い、その後また目にすると「いいね」と言ってる。

同じことを何度も繰り返した。

やっぱり欲しそうだ。
夫に話すと、ダメだったら私が着ればいいんだから気にいるなんてなかなかないから買えばいいと言う。
結局買うことにした。そして届いたものを持って行った、11月24日日曜日。

居場所に行く前に寄ったので、ちょうどお昼時だった。先に部屋に行ってるねと声をかけて1人でお部屋に。

気に入ってくれるといいなと思い、袋をワゴン(テーブルとして使ったりしています)に置くと、いつもは棚の方に置いてある日記兼家計簿があった。

あれ?今まで全然書かなかったけど、家計簿つけ始めたのかな?いい調子♪と一瞬喜ぶ。

そして
中を見て切なくなった。



 東京 ホテルにて、
 11月23日(土)PM9時


ずっと書いてなかったところにその文字が。きのうの日付。

鼻がズルズルして泣きそうになる。
母はホテルみたいに思っているのかも知れない。だからいつ帰るの?と聞くのだ。最近は聞かなくなったけど、それは私に気を遣っているのかも知れない。

他にも書いてないか見たら10月4日に書いていた。



 前に書いていた手紙が見つかった。

 出せなかったみたい?

 いろいろあったけど、やっと落ち着いたみたい?




そこには妹あての手紙がはさんであった。

泣いちゃダメと思ったけど目が真っ赤になってしまった。

母が戻るまでに普通にしなきゃとマスクで隠した…

母がなかなか帰ってこないので見に行くと一階のカフェコーナーで座ってお茶してた。みんなといるところ悪かったけど私も次があるのでお部屋にコーヒーを運んだ。

母にプレゼント持ってきたよ!と言って袋を渡す。
いい色やね、というので「これよ、前に気に入ってたから買ったの」とカタログを見せた。

襟がきついかな?と心配していたが、着てみたら大丈夫だった。
ちょっとお洒落着なので部屋では着にくいかな?秋も短かったし着る機会あるかな?
まあでも喜んでくれてよかった。




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母が泊まってわかったこと

2024-11-26 01:48:00 | 私と周りの人のこと

先週の日曜日のことを残そうと思っていたが、きのう行ったらもっと書きたいことが出てきてしまった。まずはお泊まりの日のことを残しましょう。

17日日曜日、夫がお休みの日におとりさん(酉の市)に行ってそのあと忘年会というので、母を呼ぶことにした。夫が帰って来ても夕飯の用意をしなくていいから母も気兼ねなく楽しめるかと。

先日スーパーまで歩けたので、今回はバスと歩きで行くことにした。車イスがなくてなんとなく軽快な外出。

腰が痛いとか言っていたが、「歩いてないからやん、リハビリ、リハビリ」なんて言って励ます。なんとかバス停まで行って座っているとバスはすぐに来た。

初めて手に入れたシルバーパスを使う。母は乗るのに必死で手に持ったままよく見せずに座ったので「ちゃんと見せたの?」と聞くと
「はい、ちゃんと見ましたよ」とすかさず運転手さんが答えてくれた。
とてもお話が好きな方で、その後も乗る方の安全を気遣って声をかけていた。だいたいの運転手さんは、不服そうに発車します、つかまってくださいと連呼する。すると車内もなんとなく重苦しい。
でもこの方はとても優しく明るい。つかまらないと私が運転できないよ、ではなく、あくまでもお客様ファーストだった。
だからなんとなく車内もウキウキしていた。
なので降りる時もゆっくりでいいですよと言ってもらえて、ゆっくり焦ることなく降りることができた。
あんなにおしゃべりな運転手さんは初めてだったが、必要なことを話してくれるのでなんか面白かった。

いい運転手さんだった。ああ、名前覚えておいてお礼の連絡すればよかったな。

あの時のことを思い出して脱線しました。話を戻します。

バス停からウチはすぐで母もホッとしていた。車イスなしでくるのは初めて。初めてづくしのお出かけ。

ウチに着くと猫を呼ぶ。ちょびちゃんと呼んだのであっ覚えてるってうれしかった。

その後母を残して、予約をしておいた回転寿司を取りに行った。

特上寿司も小さなパックに入って安物に見える。なのでお皿に入れ替えた。他に貝類が好きなので前日にあれこれ悩んで2人分を決めた。


夫に見せようと写真を撮っていた。ここに載せるとは思わず、いいかげんな盛り付け…

そうそう、お寿司を取りに行く前に日本酒を買ってきてそれで飲み食べ。母にはほんのちょっと。そのお酒を一口口にしてすぐに手が当たって全部こぼしてしまった。以前の私だったら、ああもう、なんて言ってたかもしれない。でも今は大丈夫?なんてしおらしい。てきぱき拭いて何事もなかったように。母はもったいなかったね、と言ってた。
気を取り直してお食事再開。

母の食欲は絶好調で、ちゃんと半分ずつ食べた。この他にたこ焼き6個とめっちゃ小さな唐揚げ2つ、それもきっちり半分こ。母はお味噌汁も飲み、デザートにプリンも食べた。

これはいい調子と体重を計ったら38キロあった。もちろん服を着たままだったけど、7月が33キロで3キロ増えてるということだったから5月6月から比べたらたぶん8キロくらい増えている。がんばれ40kg!

遅くまで起きてるかと思ったら案外早く寝た。夜中のトイレとかあるので私と同じ部屋で。
猫たちは母が来てなんか様子が変だったのかやっぱりこの日も寝ないで騒ぐ。私は全然眠れず浅い眠りでいた。
母が起きてトイレに行こうとして、えっここどこ?と。そして2回目のトイレ、やっぱりすぐに気配で起きたのはわかる。

1回目、2回目は流すボタンがどこかわからず、聞いてきたけど、3回目からは覚えてできていた。なんでも忘れるだけじゃなく、ちゃんと覚えられるのを知った。

朝起きたときも、ここどこ?と聞き、「なんか全然わかれへんわ、頭がぼーっとしてる」「こういうのなんていうの?」認知症と答えると「ああ認知症か」なんて納得している。

とにかく今の状況が何が何だかわからない、という感じだったみたいだ。実家で朝デイサービスに行く時によくそんなことを言っていると聞いていた。その同じ状態になったみたいだ。
施設ではどうなのか?今度聞いてみよう。

翌日、「頭がおかしくなったって言ってたけどどう?」と聞くと、「そんなこと言ってた?大丈夫よ」って戻ってた。

そんなことがあって、環境を変えるのはどうなんだろうかと思ってしまった。

やっと車イスなしで来れるようになったし、シルバーパスも手に入れたからこれからは行き来しようと思っていたが、母には環境が変わることはそんなにいいことではないのかも知れない。
退屈を解消してあげたいとかの思いはあるけれど、様子を見ながらたまに来てもらうことにしたほうが良さそうだ。



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片付けながらちょっとしみじみする

2024-11-23 22:20:00 | 私と周りの人のこと
今日は勤労感謝の日。
そんな日に気になっていた書類の整理を開始。
少し前に人生レシピで実家の片付けを特集していて、その中で書類整理をしていた。前々からやりたくても延ばし延ばしにしていた書類の整理、今日3時半から開始!
番組の書類は本当にちょっとしかなくて、ウチは何倍もあるなと思ってたが、すごかった。あっまだ全然終わってません。

7時半くらいまでがんばってもう今日は終わりにしようと片付けた。

片付けていると、母の認知症がわかって(2021年3月)から行った色んな講座の資料が出てきた。少し残して処分した。

2022年くらいから探し始めた高齢者施設。まだまだ母がしっかりしていた頃にちょっと見てみようと行ったサ高住。その後、有料老人ホーム、グループホームとたくさん見学に行った。体験入居したところも。その時のパンフレットがいくつか残っていた。
なんだか懐かしく処分するのは難しいかと思ったが、意外にもためらわずに捨てられた。
他にも母の関係のものがたくさんあったのでたくさん捨てた。
それに伴って入れていたクリアファイルが山のようになった。

まだまだ半分にもならずおいおい片付けようと思います。でもまあ今日で弾みはついたかな?

母は月曜日にウチでお泊まり。

その時のことまた書きますね。




※公園の欅(けやき)


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