3連休ですが、どうにもスッキリしない天気で何時呼び出しがかかるか心配で落ち着きません(苦笑)
そんな中、レヴューどうしようかなと考えていたところ、買ったけど書けてないコレがあったと思いご紹介。
ESPECIA
「MIRAGE」
2016/8/10リリース
レーベル:Bermuda Entertainment
ディストリビューター:Tower Records Japan
BMEJ-0025
度々レヴューを書いてきたガールズユニット、エスペシアの4曲入りEPが先月リリースされました。
以前の彼女たちは大阪・堀江を拠点とした5人組で、80年代辺りの匂いが漂う少しベタなアーバンファンクやディスコグルーヴが楽しいアイドル的グル―プだった訳ですが、3人脱退→1人加入という流れを経て東京進出。そしてその楽曲は・・・・・物凄い変化を起こしています。
5人の頃はこんな感じ
しかし、今回の楽曲はこんな風に
個人的にどっちが聴いてて楽しいかと言えば前者でしょう。しかし、後者のクールでハイセンスなカッコ良さは圧倒的なクオリティで迫ってくる。
普段はガールズアイドルが苦手な家内ですら、この楽曲としての質の高さには抗えぬ様で「世界に出せるレヴェルだね」と宣う。確かに英語詞だしジャズやメロウブラコンやネオソウルやら混じったアーバンオリエンテッドな感じは日本だけでは勿体ない気がする。
ただ、このままコレを進めていくとも思えなかったりするのも確か。まぁ個人的な希望ではあるのだけれど。
間違いなくカッコいい。万一、Walkmanから漏れ聴こえてしまっても全く照れや恥ずかしさが無い(笑)
でも、もう少し強いフックが欲しい。ベタな要素も欲しい。それは過去に置いてきたモノなのかもしれないけど、少しの楔は欲しいと思う。
楽曲だけでジャッジするのが信条の私は、彼女たちのパーソナルやヒストリーには興味が無い。何を背負っているとかどんな思いで進んでいるのかとか関係なく、楽曲単体として見て素晴らしく良く出来ているのは確か。誰に薦めても大丈夫だと太鼓判が押せる。
それでも尚、彼女たちの楽曲に“もっと”を求めてしまうのは何故なんだろう・・・・
アイドルポップを引きずってしまっているのかな(苦笑)カテゴリーを未だに“ガールズアイドル”にしてるし。
とりあえずSoundcloudなどで聴いてみてください。ホントにカッコいいのは間違いないから。