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国分川遊水池のカワウとカワセミ カワウのコバルトブルーの虹彩

2023-11-24 13:14:22 | 野鳥
市川市北部国分川遊水池での撮影です。
11月21日夕刻は強風がやみ撮影日和となりました。
今年の遊水池は水位が低くガン・カモは姿をみせません。
久しぶりの散策でしたが成果はあまりありませんでした。

(1)カワウのコバルトブルーの虹彩
カワウの虹彩がコバルトブルーである理由は諸説あります。
水中の視認性を高めるためという説が有力です。
そのカワウが小魚を捕って目の前に浮上しました。
こちらを気にする様子はまったくありません。
ずぶ濡れで姿は水中のままの流線型です。
コバルトブルーの虹彩が鮮やかです。


(2)カワウは尾脂腺が発達しておらず水に浮くのは苦手です。
そのかわり水中を高速で泳ぎ小魚を捕まえることができます。
小魚の捕食後は濡れた羽根を乾かす必要があります。
天日干しの前にブルッと水を飛ばすのはイヌと良くにています。
頭と視線を固定したまま水を飛ばすのも共通です。
視線を固定した虹彩のコバルトブルーが目立ちます。


(3)春木川側のカワセミは少なくとも三羽みかけました。
国分川側のカワセミは工事のためか見当たりませんでした。
春木川側の最初の一羽です。
食事が終わったのか落ち着いておりダイブする様子がありません。


(4)二羽目のカワセミはダイブを繰り返していました。
小魚を狙う様子が真剣すぎます。
しかし見ている限り成果はありませんでした。


(5)三羽目のカワセミは遠方でこちらを気にしているようです。
カワセミの正面画像は写真では見ますが撮影したのは初めてです。
正面姿はかなり滑稽です。


(6)この日はキセキレイの姿を確認できました。
臆病なキセキレイは視界不良の暗部にいることが多く確認が難しいと感じます。
この日も撮影後に拡大してキセキレイと確認できました。


(7)モズの縄張りは厳格です。
広大な遊水池ですが複数のモズを見ることは決してありません。
撮影途中にちらりとこちらを眺めました。


(8)嘴の黄な小雀です。
江戸時代の浄瑠璃・傾城反魂香では
「嘴の黄な小雀が家老並に列なる」
と経験の浅いものが権力をふるう様を表現したようです。
経験が浅いものを「くちばしがきいろい」と表現するのはここからはじまったとのこと。



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