仙台のMTBショップDimensionの日記

ハブ構造色々

皆さんも気になるリアハブフリーのラチェット音ですが、各社本当に色々工夫しています。

ZIPPのフリーは多ノッチでありつつも絶対にフリーが飛ばないように33Tの溝を使いつつも12個の爪を4グループに分けて使うことで132ノッチを実現しています。
しかし12個の爪を一列に並べることはできないので、二重に配置しているのです。
すごい構造ですよ。

こちらは現在最もオーソドックスな72ノッチのフリーです。
安全な36Tの溝に6個の爪を2グループに分けて噛ませることで72ノッチにしています。
こちらはミドルグレードで多用されているシステムです。

こちらは番外編、シマノのサイレントクラッチシステムです。
このシステムは空転させている時は爪が離れて完全にフリーになるように出来ています。
踏み込むと爪が移動して噛み込むようにできています。
かなり特殊な構造となっています。

このように一つの部品でも各社色々考えて作っています。


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