仙台のMTBショップDimensionの日記

ちょうど良いという高性能


私は昨年より275+を常用しておりますが、非常に快適に過ごすことができています。
前後リジッドの29インチバイクでは実現不可能なクッション性を持ち(体重60kgのライダーで0.5から0.7気圧程度が目安です)、ロングライドで疲れてきてもグリップが強大なのでタイヤを滑らせること無しに走っていくことが出来ます。

ですからDRAGONSLAYERはそういう意味では究極のバイクで、このバイクがあればどこまでも走って行くことが出来ると思います。

しかし、実際に275+のグリップ力はバイクの限界を必要以上に高めてしまうと言うこともいえます。
特に機敏に走らせたいと言う欲求を満たそうとすると、そうとうビルドアップされた肉体を要求してきますので、そう安々と限界領域で走らせることが出来ないバイクと言うことができます。

そこで、26+の登場です。
26+はそういう意味ではちょうど良いんです。
27.5のバイクにクッション性をプラスした感じで、長距離ではなく山まで車で運んで、ダートのみ走ろうとしたときは最も適していると思います。
機敏さは26インチに近く、タイヤのグリップも29インチのバイクより若干劣るくらいなんじゃないかと思います。
バームに当てたり、飛び跳ねたりするにはこのサイズが限界で、これ以上になると戦車のように踏み潰していくように走るしかなくなってしまいます。

身長が日本人平均くらいの人には26+が個人的にはお薦めですね。
過剰な高性能は面白さの欠如につながりますので、楽しく走りたいのならちょうど良い身の丈にあった性能のバイクがいいと思います。
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