昨今、獣が人の生活圏に進出してきたのは山に餌がないからというだけではなく、人間が山に入らなくなったからなんです。
日本人は古くから里山を生活になくてはならないものとして利用してきました。
一般的にみなさんが想像する里山というのは思い切り人工物と言っていいものです。
しかし山の恵みを利用しなくなった現代人は山の手入れもしなくなったため、獣の巣窟になってしまいました。
それをもう一度人間の手に戻すための活動としてMTBのコースを山の中に通し、コースを走るためにライダーが来ることによって再び里山を人間の手に戻す活動を開始します。
元々や炭や木材、木の実や肉を得るためのものでしたが、現代ではそこら辺は山からとらなくなってきているので代わりにアクテビティの場所として利用しようということですね。
今回とりあえず開発するのは20ヘクタールくらいですが、非常に緩やかな傾斜と、中央に広い平原部分がある特徴的な山になります。
現在は役所の人と一緒に初期調査をしておりまして、本格的にコースを作るとなったらトレイル維持団体の様なものを作ってみんなで道を作り、そこを走るという様に考えています。
役所からの補助金とかは全くなく、全て自腹で造成しなくてはならないのでみなさんのご協力が必要です。
どうぞよろしくお願いします。