日本ってなんでもガラパゴス化しやすい国なので、実はMTBもその類に漏れずコースも機材もガラパゴス化しています。
日本人が小さいと言うことが大きいです。身体が小さければ筋肉量も少なく、体重も少なくなりますよね。
なので、バイクそのものが欧米人と同じと言うのが最良であるとは言えません。
最近はメーカーのダートジャンプ用完成車のフレームもかなり大柄になっており、さらにフレーム重量も重くなってきています。
海外のコースはどんどんジャンプが大きく、速度が高くなってきているのでそれは避けられないことですが、日本はそうではないのでもっと日本人に合ったバイクが必要です。
そこでDARTMOORですよ。
このブランドは他の最新モデルに比べてリーチが短いんです。その長さはTWO6PLAYERシリーズで410mmです。長くなってきた他のブランドより10mm程度短いです。
これが非常に重要なんですよ。このリーチの短さによって我々のような小さいライダーにはコントロールできるか手に余るのかの分かれ目になります。
最新の設計であるために、ヘッドアングルやBBドロップなどは高速走行向きに作られていますが、リーチだけはちょっと短いんです。
だから圧倒的に乗りやすい、自分の意図した通りのライドが可能になります。
そしてフレームがもう異常に軽い。今は2.5から3kg程度の重さのブランドがほとんどですが、これらは2kgちょっとしかありません。
本当に軽いです。
作りも非常にマニアックで軽さと剛性を両立できるように設計されていますし、各部分の規格が運用しやすいものになっていたりとよく考えられています。
DARTMOORは密かに日本にピッタリ合っているんですよ。