はたしてボディ剛性って高ければ高いほど良いのでしょうか。
もしボディがしなりゼロの完全な剛体だったら、路面からのショックはタイヤとサスペンションで吸収しなければならなくなります。しかし、ショックアブソーバーは伸び縮みする方向にしか吸収しないので、予期しない方向からショックが来ればグリップを失ってしまいます。
だから、剛性が高いといっても適度なしなりを持った上での事を言っているのです。
自転車は人間を含めても100kgいか、出力も1馬力にも満たないわけで、しなりに関してはもっと全身しなやかな感じでないと乗れたもんじゃなくなります。
サスペンションフォークがその良い例で、9mmではよれ過ぎ、でも20mmだとやり過ぎっていうことで、15mmが出てきたと思っています。大体サスペンションだけですべての吸収が出来るわけはないのです。微細な振動や、横からの入力などは、自転車全体で収めているのです。
だから、パーツチョイスを含めた、自転車全体の剛性はバランスがとれていなければなりません。
XCにはXCのDHにはDHの最適な剛性バランスがあるので、ごちゃ混ぜにしないほうが良いですよ。
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