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今年の夏から完全舗装化されて開通した秋保と山形を結ぶ二口林道はこの季節非常に美しく紅葉することで有名です。
しかし冬季閉鎖する道路のため、4日までしか通り抜けられません。
宮城県側は10日まで通行可能です。県境ゲートが閉まっているので通り抜けはできませんが眺望は楽しめますよ。
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さて、今回は宮城県側から登って山形に抜け、慈覚大師が創建した立石寺、通称山寺に登ってさらにもう一度二口林道を登って秋保に戻ってくる工程を走りました。
完全に自力ならば単なる修行ですがE-BIKEを利用すればキツくないはずです。
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何より非常に時間を短縮できますので、あまり時間のない私でも走り切れます。
アキウツーリズムファクトリーのアクティビティとしても非常に価値のあるものとなる可能性が高いです。
二口渓谷は名取川の源流によって作られた渓谷です。
渓流の美しい流れを見ながら登って行くので飽きが来ず楽しく登れます。
途中いくつか滝を見ることが出来るので、休憩がてら見に行っても良いかもしれません。
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山頂付近からは渓谷の谷間の彼方に太平洋を一望できる展望台もあり、達成感のある峠です。
ちなみに携帯はほぼ全区間不通です。
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今年は山形県側の紅葉の方が遅いので今最も美しいタイミングでした。
赤から黄色へのグラデーションが素晴らしいです。
道路は山形県側の方が狭いので注意が必要です。
出会い頭が怖いのでコーナーではガッチリ左に寄って曲がらなければなりません。
落ち葉が堆積してるのでなかなか難しいですが。
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さて、峠を下り切ると山寺に到着です。
切り立った断崖のかなり上にあるお寺で慈覚大師が秋保にお寺を建てたかったものの、秋保の人たちとうまくいかず、追い立てられるように山形側に行って見つけた場所です。
アキウの先人たちを恨みたいですね。これが秋保にあれば温泉に加え素晴らしい寺院もあったのですから観光地としての魅力は計り知れません。
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E-BIKEだからそんなに消耗してないので延々と続く階段も苦になりません。
景色が良いのもそうですが、これだけの建造物をヘリコプターのない時代に作ったという事に驚きを禁じ得ません。
今は半分以上が外国人観光客です。山形はインバウンド頑張ってます。
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山寺周辺は理想的な観光地となっており、お土産物屋が立ち並び食事処も沢山あります。
秋保には無い光景です。
帰りはもう一度反対側から二口林道を登りますが、きつければ仙山線山寺駅から仙台方面に輪行することをお勧めします。片道だけなら身体的にも精神的にもキツさは半分以下です。
E-BIKEで楽々と思ったのですが10km続く登りは精神的に楽ではなく、最後の最後はさすがにハイパワーモード使いました。
その時のライダーの状態に合わせてアシスト量を変えられるのは転ばぬ先の杖として非常に有効です。