仙台のMTBショップDimensionの日記

ファットバイクを本気で運用したときの障害について

私の数多くのファットバイクの経験から言いますと、ファットバイクの何が普通のバイクと比べてきついかってそれは "がに股になる" と言うことに尽きますね。
通常のMTBに比べて30mmほど幅広のBBを使用するので、4インチのファットバイクでトータル30mmほど、5インチではさらに15mmほどペダルが外側に動きます。
つまりどんどんがに股でペダルを回さないといけないんですよ。
それは、相当に違和感を伴いますので、今まで長いことスポーツサイクルに乗ってきた人ほどなかなか慣れることが出来ません。

そして、5インチは私くらいの身長の人間にとっては、完全に限界を超えたところにあると感じ、結構きつい思いをすることになります。

SALSAは2017よりMUKLUKが5インチ規格になり、その限界を超えていますので、積雪地にお住まいでない方は5インチに乗る必要は全くありませんので、まだ違和感の少ない4インチだったこの16MUKLUKのほうがいいと思いますよ。
こちらならば30分くらいで慣れてあとは気にならなくなります。
そして、コーナーへの倒しこみはこちらの方がヒラヒラとして自然に曲がります。
5インチはどれほど上手く作りこんでも、その意味では重厚感が強く、自転車よりモーターサイクル的になります。
今ならば16MUKLUKを仕入れ値以下まで価格を下げておりますので、大きなチャンスです。
17モデルは逆に既に沢山の予約が入っておりますので、価格が下がる前に完売すると思われます。
ファットで土を走るのならば5インチより4インチです。それでも完全に無敵です。
5インチはあくまで浮力を得るための最後の1ピースです。



もちろん、このように限界の領域では5インチは神の様な存在になりますので、命がけの雪中ライドをおやりになる方は5インチを行ってください。
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