仙台のMTBショップDimensionの日記

ファットバイクの性能はほぼタイヤで決まります。


試乗車が組み上がり、おあつらえ向きに雪が積もっているのでテストライドしました。
結論から言うと、最初から履いているタイヤが60tpiの剛性が高いもののため、デコボコでタイヤが跳ねてしまいグリップが不十分に感じました。
この問題はチューブレスで出荷したものには無かったので、中からチューブを抜いてタイヤをしなやかに使えるようにすればOKです。
今回は薄いチューブに交換しました。チューブレスほどしなやかにはなりませんが、万が一空気が抜ける心配がないのでチューブ入れて使います。
ファットバイクはバイクの性能がほとんどタイヤの特性で決まってきます。
ジオメトリーがどうとか、重量がどうとかはその後の話です。
なのでタイヤに満足できなければバイクがうまく走ることはありません。
このタイヤの潰れ方がちょっと好みと違うため、運動性能的に見て過渡特性に急激に変化する部分があり気持ち良くなかったのです。
それだけでもうこのバイクの持つ良さがぶち壊し、全然良いバイクに感じられなくなります。
バイクを自分のものにしたら、気持ち悪い部分はなんとかして解消しなければなりません。
ノーマルからQファクターがナローなクランクまで導入して気持ちよく走れるようにしたのにタイヤが好みから外れていたのは想定外でした。ちなみに120tpiならば気持ちよく走れます。
あとブレーキは文句無しです。このバイクの泣きどころはワイドなQファクターとブレーキなんで、そこはオイオイ交換することをお勧めします。
タイヤは薄肉チューブにすればOKです。
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