きみの靴の中の砂

ルバーブのジャム

 

 

 天気雨には非日常的な美しさがあって、先日の雷雨のあとのそれも、なかなか幻想的で印象に残った。

 さて、毎年この時期になると茅ヶ崎に住む叔母が、庭で摘んだルバーブでジャムを作って送ってくれる。その甘酸っぱい味は、焼いてバターをたっぷり塗ったマフィンに載せて口に入れると、決まってぼくに初夏の到来を思わせる。さらに、子供時分に夏休みを過ごした軽井沢の家の隣の、どこだかの基督教団へスペインから赴任中のチャプレンの娘さんが焼いてくれた『ルバーブ・ジャムのパイ』も思い出される。今頃、どうしてることか...。

 

 


【Gloria Estefan - Como Me Duele Perderte】

 

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