深夜の初詣は、 寒さに怯むとわかっていたから、 その気にならぬよう十分気を付けた。 そして、ひと眠り。 雲は激しい夜半の風に煽られたのか、 明ければ飛び切りの『ぶるーすか...
小坪の甘味屋さん、いや、和菓子屋さんだったかも知れない。 空調機はなく、開け放った店先に葦簀掛け --- 昔のお店みたい。 急に小豆白玉を食べたくなった帰り道。 ...