急になんらかの障害・制約が生じ、ライフワークと決めていたことを放棄せざるを得ない人が世の中に沢山いるのを知っている。能力の使い道を誤ったのに気付く場合もあるだろうし、病気やケガ、健康状態、経済状況などで継続が困難になることだってあるだろう。とりわけ、芸術系の分野を目差す人、目差した人に其の数が多いような気がする。
総合大学へ行くと、半世紀前は、やはり芸術系の学部に退学者が多かった。上には上のテクニシャンがいて絶望したということもあっただろう。あるいは資産家の家系に生まれ、才能がないなりに老後の暇つぶしに芸術を学ぶ人も少なからずいたような気もする。それはそれで酒を飲んで日々の時間をつぶすことに比べたら、高尚な趣味なのかもしれない。
書きたいのに、
書くのをやめる日って、
いつか来るんだろうな。