『書くことの最大の楽しみは、何について書くかではなく、言葉がつくる内なる音楽を聴くことだ』とトルーマンは言った。昔、アメリカ人の年寄りにこう言うと、「そのトルーマンってハリーの方か? それともカポーティのことか?」と笑わせてくれる人もいた。