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足助のかじやさん~廣瀬明史さん、ありがとう、安らかに…

2014-09-03 02:08:14 | ☆徒然blog…♪
…月曜日。




雨が降ったりやんだり。
前日の日曜はきっと、弔問の方がひっきりなしだったのではないでしょうか。。



まったく今回の凱旋の、
タイミングが良かったのか、悪かったのか。




とある高校の文化祭の打ち合わせに行った先週末の金曜日。
お昼前に、かじやさんが入院されていたことを知り、
夜には打ち合わせでそのお話を聞いたばかりの方から、訃報を受け。。。





あまりの不思議な時間の推移に、心がついて行けずに居りますが…イベントもライブも無事終えることができた翌日。
とても静かなひと時に、足助のかじやさんにお会いすることができました。




しばらく、かじやさんにウクレレを聴いていただきながら。

すっかり長居してしまいました。。





廣瀬さん、デイジーは2年前より、ちょっとは上達したでしょうか。。





弾いている間に、居合わせることになった、中日新聞の方。

コメントは、本当は…私よりふさわしい方が、たくさんおられたと思うのですが。。






書いていただいたことは、心からの想いです。






故郷を想いながら唄う、





当たり前のような気もしますし、
そうでないような気もします、、





ただ、私に関しては、いつもいつも、故郷の景色や風、そして川の音が、ココロのどこかで鳴っているのです。






いくつかお世話になった演奏会場の中でも、足助のかじやさんは、、ちょっと違っていて...特別でした。
それは…なによりも、そこが最も故郷を、そして幼少期からの実体験を、三河の人の素の温かさを、日常の一コマのように感じることができる場所だったからです。
演奏する場所なのに、故郷を凝縮したような、そんな....舞台。
ステージが大好きな私にとって、武道館とかそう云うレベルで言うのと同じくらいの、憧れのステージでもありました。

初めてかじやさんの存在を知ったのは、おそらく、カフェ開店後間もなくだったとおもいます。
たまたまF1観戦で立ち寄った実家の朝ご飯タイムに、NHKで特集されていたのでした。。


へぇ、足助にこんなライブハウスができたのか。。。
当時はロックバンドをやっていて、とても、そこに出演させていただきたいという想いとは裏腹に、敷居高そうだなぁ、と感じたことを思い出します。

以来、私の音楽も、ロックバンドからアコースティック楽団へ、そして、ウクレレ&ベースデュオ、、のち、現在の一人旅(笑)へと変化してゆく中で、いつか足助のかじやさんで凱旋ライブを....との想いを募らせていったのです。。




もちろん最初は飛び込みで(笑)、実家が平戸橋のたもとなんです!とか、ウクレレ音楽やってます!とかいって、堅物そうな(当時のイメージです、笑)廣瀬さんに、公衆電話から!交渉したことも(仕事の合間でね、苦笑、ケータイぼろかったし)、今となっては貴重な思い出です。。



そう。

テレビで観かけてから、いつか足助のかじやさんで、凱旋ライブを、が、目標だったのですから。

それから、2回、ライブをやらせていただきました。
2回目なんてさ(笑)。
紅葉の時季が延びて、香嵐渓のライトアップの最終日に重なってしまってさ。。。
12月の最初の土日だったんだけど、普段は11月いっぱいで終わるライトアップがまだ開催中と云う中での、無理無理な(苦笑)お願いでやらせてもらって居りました。。

あんときゃ、ツアー前日に自転車でひっくり返って、、、片腕が上がらない状態でもあったり。。



印象深いことばかりで。。








お店は、マスターのひとがらそのもの、これが持論なのですが…だとしたら、それは廣瀬さんその人そのものが、私にとっては、故郷のような方だったということなのですね。




音楽を心底愛し、舞台で歌うことに喜びを感じ、そして、、、故郷を綴る唄の数々。




思い起こせば、廣瀬さんの在りようこそ、私の理想だったのです。




地味に偉大で(笑)、それでいて身近な、尊敬すべき…くわえてなんだかちょっと一風変わった、そんな先輩であったのです。






年に一度、電話をくれました。

今年は、
「最後のツアーになりますから、ぜひ聴きにきてください」
との封筒を2度、いただきました。





9月13日の大森でのライブを、観にゆく予定で空けておりました。。






それが一体なんなのかは、今はわかりません。
しかし、確かに、何らかのメッセージを、この一連の時間の流れの中で、廣瀬さんからいただいた気がしております。






月曜、ゆっくりお会いできて、よかったのですが。。。

なのですが、

でも、、、いつもどおりのちょっとおかしなマスターと、真面目なようでおかしなお話を、いつかのように、したかったです。
きっとまた、次の凱旋ライブの話などをさせていただきながら。






夏が、過ぎようとしています。

そとはすっかり、鈴のような虫の音でみたされています。

お花屋さんには、りんどうの花が並んでいます。

これからも時々、一緒にうたっていただけますか?







足助は、しみじみ美しい町。







それはまさしく、我々の感ずる、故郷そのもの。








♪あの頃も今でも 出会いの喜びと
 感じ合う優しさが 大切な宝物
 あわいたんころりんの灯りと 懐かしいにおい
 ゆく先 時を 重ねても かわりはしない

 たんころりんの町 たんころりんの町
 たんころりんの町 ほんのり まちあかり





足助のかじやさん、ありがとう。

どうか、安らかに。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆうこ)
2014-09-03 08:54:45
何度も何度も、目にし、耳にした足助のかじやさん。
悲しいお知らせを目にしてから、会った事のない方のご冥福を祈っておりました。
そして繋がるどぶちんの演奏する姿が目に浮かびました。
そうですか。
演奏を聞いてもらえたのですね。
それは何より嬉しかったでしょう。
どうぞ、安らかに・・。
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Unknown (どぶゆき。)
2014-09-03 20:28:21
ゆうこりん☆
あ、行かれたことがあったんですよね?たしか。。
月曜日は静かだったので、長居させていただきました、しすぎちゃったのですが(苦笑)。
今日お葬儀だったんですね。
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Unknown (ゆうこ)
2014-09-03 22:51:56
行ったことはないんですよ。
どぶちんのこのブログや、ハナコさんのブログやらで、その場所や空気を感じていました。
なので、会ったことのない方でしたが、とてもさびしく感じています。
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あのとき (巻きタブ)
2014-09-04 08:47:11
一度だけ足助に行ったとき、
実はあの時はもう一つウクレレイベントがあって、どちらに行こうか迷ったの。
で、足助に行った。あれからどぶさんとの本格的な付き合いが始まったんだよなあ。

そんな場所なのにあれっきり一度も行かなかった。
不義理をしてしまったと悔やまれます。

合掌。
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Unknown (どぶゆき。)
2014-09-04 16:03:47
巻きタブさん☆
松本フェスの依頼を携えて、ね!
随分まえのような、ついこの間のような。。。
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