夏の記憶☆３

おばあちゃんち☆



去年の秋、大好きだった母方のおばぁちゃんが亡くなりました。
どぶゆきは初孫で、たいそう可愛がってもらったのです。

実家に帰省すると、必ず寄りました。

おじぃちゃんは３年前に。。。
その時、ちょうど小山～マハナのオープンの時で、オープニングイベントを手伝ったのですが、その日は夜のお客様ライブ迄演奏して、新幹線の最終に飛び乗り、愛知へ帰ったのですね、忘れもしない。。。
この不思議なタイミングで産まれたのが「レレハッピーディ」っていう曲だったのです☆

ですから、これはきっと、おじいちゃんからの贈り物、なんです☆




その後、ずっとひとりでお家を守っていたおばぁちゃん。
お盆には間に合わず、帰れなかったので、、、チビを預けがてら帰省した折、お参りだけと思って、寄らせてもらいました。。。






懐かしいお家。
いまはもう誰も居ない。

勝手口から鍵をあけて入って、仏間に行くと....

静かに並んだ、おじぃちゃんとおばぁちゃんの遺影。
さすがに、涙がとまらなかった。
誰もいないんだもん。



お盆には毎年、近くの川迄ご先祖様を迎えにゆき、仏壇の前には、なすやキュウリで出来た牛などのお供え物がずらりと。
おばぁちゃんがやってたのね。
小学校のころ、しょっちゅう泊まりに行っていたから、この風情も忘れ難い強烈な印象として焼き付いているのです。。



カラカラとよく笑うおばぁちゃん。
本当に優しくて。



この日ばかりは....昔に戻りたいと、思っちゃった。




ご飯を食べるお勝手の上がりには、こんな福の神さまも居られます。
食器を入れていたタンス？の中。
これも昔からこのまま。
小さかった頃、不思議だと思ってよく覗き込んでました☆









お盆の儀式といい、こんな七福神さまといい、、、
神様やご先祖様と一緒に暮らしていた時代だったのだと、今、思い返して、初めて知ったのでした。
その時はそれが当たり前だったのですが....いまではもう見られないよね、こんな光景。



そのおばぁちゃんちも、10月には壊してしまうのだそうです。。。



帰り、外に出るともう薄暗がり。
夕焼け空が本当に美しかった、この日です。。








チビを預けがてらのとんぼ返りでしたから、このあとすぐに実家に戻り、また東京へ戻ったのですが....さすがに、胸がいっぱいでした(苦笑)。