お世話になってます、アキオさん！

…久しぶりにウクレレの聖地「お茶の水・アキオ楽器」に行って参りました。

先日行われた「ウクレレダイナマィ」にも協賛していただいたり、どこにもＣＤを置いてもらえなかった何年か前の我々に快くスペースを提供していただいたり…。ダイナマィの日に少しくらい顔出せれば…なんて思っていたのですが、バタバタで全くそんな時間は取れず…。ちょうど弦がなくなったので、買いに行きがてら、ご挨拶に伺ったわけです。ちょっと前までは、ほしい弦がアキオさんとこにしかなくて…以来弦はアキオさんとこで、てことになってます。

アキオさんとこは「ちょっと敷居が高い」印象…と、割と新しいウクレレ仲間からよく耳にしますが…とにかく一度、行ってみて、楽器にさわり、お話を伺ってみては？と、アタクシはいつも伝えます。

話し出したら止まらない「アキオ節」とも言うべき愉快・痛快なお話がたっくさん聞けるんですょ！

今日は…「どんな経緯でウクレレ屋を始めたのか」を聞かせていただきました。だってアキオさん…「音楽好きじゃないからさぁ」なんて、ケラケラ笑いながら言っちゃうんだから…！ちょっとちょっと、って、思うでしょ？ロックの大衆化と共に若者主体の楽器店が主流になってゆく中、中高年向けの楽器屋さんがほとんどないこと、ハワイアン世代で、ウクレレに馴染みがあった上、当時ウクレレを扱う店がなかったことなどを語ってくださいました。そしてやはり、長年の楽器屋勤めで現場・外回りを専門にされていた経験と、この、明るいお人柄！これが仕事を呼び込む秘訣のようです。

ハワイに出向き、まだどこも小さな倉庫のようだった？ウクレレメーカーに、ぶっつけで買い付けに回ったり、ハワイ産ウクレレは三ヶ月で入荷予定…が大抵六ヶ月に延びてしまったり、今ではカマカとの２大看板のような、コアロハに対して、日本向けに塗装を薄くしてくれ、と注文を付けたり…。

他の人ならちょっとした苦労話になる所を、楽しんでいるようにしか聞こえない？口調でおかしく語って下さるのだから、やめられません。

全国からアキオさんを頼ってお客さんがやってくるのも頷けます。

おっと、勿論、お話がおもしろいだけじゃあありませんよ！新品・中古にかかわらず、店頭に出すウクレレは必ず、きちっと調整・リペアをした上で販売している点も、アキオさんとこの特徴です！

昔からのウクレレの音を知っているからこそできる、善し悪しの判断も魅力ですね。

聖地未体験ウクレレラヴァーのみなさん、お茶の水へ行ったら是非、寄ってみて下さいね！

ウクレレと云う楽器と長年関わってきたアキオさんを通して、この小さな楽器の、また違った奥深さに出会える事間違いなし、ですょ！

いつもありがとうございます、アキオさん！

どぶゆき。