こどもの頃、我が家でもツリーを飾っていました。オーナメントは
赤、青、白(?) のモールで出来ている おじいさん(赤いひとは
サンタさんでしたが、ほかのひとはナゾ) が、おきにいりでした。
ツリーには、真綿の雪をのせました。
ケーキと、チキンを食べました。
プレゼントは、赤い長靴にはいったお菓子、と決まっていました。
高価なプレゼントは もらったことがなかったけれど、それでも
クリスマスは特別な日。
いつからツリーを飾らなくなったのかな。
しまうときは、これが最後だなんてちっとも思ってなかったのに。
昭和のにおいのする、あのツリー。
あたりまえだった、あのだんらん。
もういちど、こどもにもどりたいとは思わないけれど、
いちにちだけ、タイムスリップしてみたい。
クリスマスイブの夜に。