伸展で重要なのは伸ばす事よりも曲げる方
昨日の記事でも、お伝えしたが9月24日に
複雑骨折の大怪我を負ってから2ヶ月が経過している。
この記事は私めが入院した時にも様々な不安から、病室で
色々な情報をググりまくって
( Google検索のことで、もしこれがYAHOO!検索なら“ヤフる”と言うのか )
いたので、今後この様な「 憂き目 」に遭われた方々の一助にでもなればと、
ご参考までに「 忘備録 」として打ち込んでいる次第である。^^
今日はリハビリ訓練に加え、掛かり付けの
主治医の先生の診察も受診させて頂いた。
TOP画像のX線レントゲン写真は、まさに“今日”撮影したものであるが
ここで、ご注目頂きたいのは約2週間前に撮った画像と比べて
「 異所性骨化 」の進行が幸いにも止まってくれていると言う点である。↓
これは主治医の先生が処方して下さった、
「 異所性骨化 」に一定の効果が有るとされる
「 胃酸の分泌を抑えて胃潰瘍や十二指腸潰瘍の症状を改善する 」
胃薬と、リハビリ医の作業療法士の「 温冷療法 」が
奏功しているのではなかろうか。
「 なかろうか 」と表現しているのは、100%の効果を保証する
治療法ではないと思われるからなのだが、少なくとも私めの場合は
「 現時点では 」不要な異所性骨化の進行は止まっているのが
「 事実 」である。
これに対し主治医の先生は、
「 現段階では経過を観察するしか無い。
いま手術で異所性骨化を切除しても、キノコのように何度も生えてくる可能性もある 」
との仰せ。
今後の経過も踏まえつつ、プレート除去などの再手術をするかどうかの判断は
来年以降に行うと仰っていたが、もし回内外ひねりの動き
( 特に回外捻り )が悪い場合はバンドで固定している
橈骨頭の部分を人口の物と入れ替える事も検討するらしい。
まぁ私めの個人的な意見を記せば、手術時の「 全身麻酔 」が
妙に怖いのと、主術後のツラ~イ痛みがフィードバックして来るので
出来れば再手術は避けたいのが本音なのだが。 (-_-;)
それにしても私めが個人的には、「 肘を伸ばす方 」に
意識を集中させすぎているために、診察で主治医に
「 もう180°まっすぐに伸ばすのは無理でも、
せめて15°までには回復させたいのですが 」と申し上げた。
すると先生は「 今は日常生活を送る上で、伸ばす事よりも
“曲げる”ことの方が重要なので、そちらを意識して下さい。 」
と言われたのである。
靭帯と骨がバラバラだった物を“探しながら”の大手術
きょうは主治医の診察の後に作業療法士( OT )に拠る
リハビリ訓練も有ったのだが、その時に聞いた話しが
上の小見出しの状態だったと言う。
まぁ5時間にも及ぶ大手術を執刀して下さった主治医の先生からも、
「 ボロボロだった靭帯を繋いだ 」との、お話しを伺っていたので
状態は知っていはいたが、何しろこれからの課題は
リハビリ訓練での肘関節の機能回復を目指すのみである。(;・∀・)
今日もリハビリの先生に右肘の「 曲げ 」の角度を計って頂いたところ、
限界まで曲げて「 120° 」と言う伸展結果であった。
ちなみに健常者の曲げのMAXの角度は145°であるという。
伸ばしの角度は昨日の記事でも、お伝えした通り40°辺りであるが
これも理想は30°まで行けば日常生活に支障が出ない
ギリギリのラインだと言う事になっている。
チョット文章だけの説明だけだと分かりづらいかもなのだが、
基準点の0°はヒジ関節を真っ直ぐに伸ばした状態の事を言う。
それと回内外ひねりの角度に関しては、回内よりも回外捻りの方が
角度が出ていないので、こちらも重点的に改善して行く。
昨日、シェアさせて頂いたYouTube動画の製作者が同カテゴリで
右肘の靭帯付近の筋肉の動きも3Dコンピューター・グラフィックスで
表現されているコンテンツが有るので今日はコチラも共有させて頂く。
↓ ↓ ↓
肘関節の骨と筋肉の動き
この為には病院での通院時のみのリハビリのみでなく、
自宅療養中も自ら率先してリハビリに取り組む姿勢は重要なのであるが
決して無理は禁物で、逆効果になる。
何事も「 過ぎたるは、なお及ばざるが如し 」なのだなぁ。
以上。(つ∀-)オヤスミー
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2018年9月23日に左上腕骨内側上顆骨折し、手術、リハビリを経て、本日12/6、異所性骨化が出てるかもと言われてしまった、にゃにゃんと申します。
同じく40代、そして茨城県在住、更には骨折した月日も大体一緒で、驚きました!
大変な大けがをされ、2年が経っていらっしゃると思いますが、お加減いかがですか?
この記事にもある通り、2年経った今、小松さんの記事が私の役に立ってくれています!本当にありがとうございます!
これからじっくり、「大怪我」に関して、読ませて頂きますね。
どうぞよろしくお願いいたします。
左上腕骨内側上顆骨折との大怪我をされたとのことですが、その後容態はいかがでしょうか?
しばらくこちらの、gooブログにログインしていませんでしたので返信が遅れてしまいました。
異所性骨化は、幸い成長せずに止まりましたが、なにしろ関節部分の損壊なので、完治した症状固定後も以前と同じ動きは、できなくなりました。
でも、腕一本で済んだのは不幸中の幸いで良かったと、ヒシヒシと痛感致しております。
にゃんにゃん様の、こころあたあたたまるコメントで「 人様の役に立つ有益な価値を提供するコンテンツとは何か? 」を、あらためて再認識させられました。
お体、ご自愛なさってください。m(_ _)m