Yamaguchi-Takuto 音楽と調律 

仕事 ;ピアノ調律・修理・販売
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趣味 :音楽 ギター 作曲 弾語り

ハルモニアの森

2013-02-23 09:16:04 | 仕事

2013年3月24日(日)藤井美紀さん(ソプラノ)を中心に『声楽とヴァイオリンの演奏会』をひらきます。

私の素敵な、お客さんです。もう30数年のお付き合いになりますが、仕事(調律)が終わっていつも音楽の話になります。音楽の歴史から和声や発音「ドイツ語・イタリア・フランス・英語」のはなし、目を輝かせてはなしてくれます。

 

日本歌曲の世界

滝廉太郎作曲   荒城の月

中田喜直作曲   さくら横ちょう

平野淳一作曲   風のように   など

 

ヴァイオリンの世界

ベートーヴェン作曲   ヴァイオリンソナタ第5番『春』 

チャイコフスキー作曲  メロディ 

モンティ作曲      チャルダッシュ

 

アリアと歌曲の世界

トレッリ作曲   あなたは知っている

ビゼー作曲    歌劇《カルメン》より〈ハバネラ〉

ヴェルディ作曲  歌劇《椿姫》より〈ああ、そは彼の人か~花から花へ〉

藤井美紀(ソプラノ)岡田有加(メゾソプラノ)大畑沙奈恵(メゾソプラノ)

鶴田美帆(ヴァイオリン) 竹内基子(ピアノ)

 

マグノリアホール

池田市栄本町12-27  TEL072-751-3865

財団法人 阪急文化財団逸翁美術館内

  問い合わせ

藤井美紀

Harmonia0324@hotmail.co.jp

O78-987-4710


いただいたギター

2013-02-23 08:03:56 | 音楽

使わなくなったギター、時々もらって帰ってきて簡単な調整(修理)をして自分で使ったり、知り合いにさしあげたりしています。

最近になって友人のFさんが使っていた30年以上前のギター、と取引先のTOP PIANO

のTさんから結構きれいなギターをいただきました。

それぞれ決して高いギターとは言えませんが、それなりの味わいがあります。

お二人共、ありがとうございました。

さっそくそのギターで、喫茶店『さくらさくら』で新おやじバンドの練習をしてきました。大好きな曲や懐かしい曲いろんな思いがふくらんで楽しい練習でした。


忙しい一週間

2013-02-17 10:19:53 | 日記

 

公私共に忙しい一週間でした。

11日、月曜日から2日間、車で我が妻と日本海は竹野海岸へ行ってきました。

道中和田山あたりで吹雪いていてこの先雪が心配でしたが、道路に積もるほどもなく無事目的地へ、城崎温泉の中を通り20分ほど山道を走ると国民休暇村竹野海岸があります。

到着後さっそく温泉に!その夜は蟹料理フルコース・・・至福の時でした。

 

 

翌日(火)はそのあたりを散策しお昼に出石でさらそばをいただいて帰路につきました。

13日(水)2日間、遊んだのでその分稼がなくては、張り切って奈良県は葛城市へ30年来のお客様丁寧に仕事をしてきました。

その帰り道、前から気になっていた「竜田川」

『ちはやぶる神世も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは 』(古今和歌集 在原業平)

                     

私が子供の頃、母が好んで口にしていた句、「竜田川」の所だけが耳に残っていてなんとなくロマンチックな風景を想像していましたが、関西に来て仕事を始めたころ信号待ちでふっと橋の欄干に「竜田川」と書いてあり、あぁここがあの「竜田川」!?

護岸工事でまっすぐな川ちょっとがっかりした事があります。

川の周辺は新興住宅も多く、万葉の面影も色あせているのでしょうか?しかし新興住宅のおかげで我々の仕事が成り立っているのかもしれません。

 その夜は、10Chanの喫茶店で新バンド結成の話と軽く練習『酒と涙と男と女』・『遠い世界』・『サボテンの花』など・・・「天満音楽祭」目指して毎週(水)練習日で頑張りましょう。

14日(木)

住之江区のとある合唱団の練習室のピアノとその楽団員さんのピアノの調律、私の勘違いで段取りが悪くて、右往左往、必要以上に時間がかかってしまい皆さんにご迷惑かけてしまいました。

関係者の皆さん申し訳ありませんでした。

 

 15日(金)

この日も、ながいお付き合いのレスナー、ピアノも30年たっているので少々くたびれ気味

ペダルの雑音、鍵盤などしかしながらやりがいのある仕事でした。

最近、ポップス系のバンドに参加したとかでジャズピアノの話で盛り上がりました。

 

 16日 (土)

この日は、宝塚の保育所ピアノにはもんだいはなかったのですが、椅子のボルトが緩んでいて足がぐらぐら、ここだけでなく学校関係はピアノとその椅子のねじとかボルトよく緩んでいます。時間の許す限り絞めてますが、ある日突然、椅子が、蓋が、と想像すると、こわくなります。心して、お仕事おしごと!!

その日の夜は、さくらんぼの練習、思っている以上仕事に時間がかかり遅刻して会場へ

体がだるく風邪ひきそうでしたが、歌っていると元気が出てきます。

♪~ゆめをかたるとき~

充実した一週間でした。


No.3 ハワイアン歌謡 アグラフ

2013-02-10 11:34:21 | 音楽

今年、二回目の演奏活動、池田市の古江台ホール(特別養護老人ホーム)で演奏をしてきました。阪急池田駅から車で約20、こ高い山の上にあります。

入館後すぐに手の消毒とマスク着用、冬場は風邪やインフルエンザと、何かと、気配りセキュリティーがしっかりとされていました。

我々の担当の方、舞台のセッティングやキーボードの調達などとても善くしていただけました。ありがとう御座いました。

観客は、デイサービスやスタッフのかた含めて60人程、皆さん本格的なハワイアンより

むかしの歌謡曲や叙情歌のほうが、うけが良いようです。

                                             

中には小さな声で口ずさんでいる方もきました。こうやって喜んでいただけると我々も嬉しくなり、やりがいを感じます。


リコーダーから見えてくるピッチ

2013-02-07 11:48:05 | 仕事

リコーダーから見えてくるピッチ

学校で音楽の時間、よく使った笛(ソプラノ・リコーダー)の長さ約30数センチそのうち振動する管の長さは、28.7㎝ この長さがド(C)の音程になり、この長はピッチがA=440Hzの時の長さになります。

それに対してよく古典ピッチはA=440Hzより半音低いA=415Hzといわれていますが、この関係でいうと古楽器のリコーダーの長さは、周波数と反比例するので半音分長くないといけません、そこで計算してみると28.7×1.0594631(半音の係数)=30.466この数値は1フィート(30.48cm)かなり近い値になります。 

今でもパイプオルガンの音域を表現するのに、1フィート・2フィートという単位、をつかいますが、その昔この1フィートというのが一つの基準として使われたのだろうと想像できます。

大先輩の調律師から聞いた話では、ヨーロッパの中では、これが基準のピッチだという物はなくその村その町よって違うとのことヨーロッパ各地の教会のパイプオルガンのピッチとか調律法は微妙にちがうそうです。

余談、12インチで1フィート 3フィートで1ヤード 1760ヤードで1マイル、1760という数値は、ピアノでいう真ん中のラから2オクターブうえのラの周波数1760Hzという数、やはりフィートと音楽はなじみ深いのかもしれません。 

ピッチ(基準になる音)と言うと一般的にはA=440Hzとされているが,古いところでは1834年シュトゥットゥガルド会議で、近代では1939年にロンドンで行われた国際会議でA=440Hzとされています。 

  ― 参考資料 ウィキペディアより ―

『古楽器による演奏では、現代のA=440Hzという基準とは異なったピッチが用いられることが多い。 現在バロック音楽の演奏にあたっては、A=440Hzよりも半音低いA=415Hzのピッチが最も一般的に用いられている。フランスのバロック音楽には、さらに半音低いA=392Hz、ドイツのオルガンや教会音楽では、現代よりも半音高いピッチであるA=465Hz、古典派の音楽には、現代よりも若干低いA=430Hzが、それぞれ採用されることもある。ただし、これらのピッチの数値は、現代の古楽器演奏で用いられる例である。史実をある程度反映してはいるが、当時はより多様なピッチが用いられており[2]、A=415HzやA=392Hzという数値は、演奏の便宜をはかるために、A=440Hzを基準に平均律の半音間隔で設定されたものにすぎない。実際にそのような基準ピッチが歴史上使われていたわけではないことに注意。』

『フィートの長さは、ヘンリー1世の足の長さであるという俗説がある。ヘンリー1世の足の長さは 12 インチであったという。ヘンリー1世は、この長さをもってイングランドにおける長さの基準とした。』