先日、同業者のS氏の紹介でオワゾリールハウス株式会社の見学と古典調律についてS氏より手ほどきを受けてきました。
以前からハープシコードには興味があり、またとないチャンスと思いしっかりと見聞きしてきました。
音だけでなく見た目もバロック時代の雰囲気があり、バッハやヘンデルやクープランなど彼らがどんな気持ちで演奏し、また作曲をしたのか想いを巡らしてしまいました。
古典調律法は,1/6に少し手を加えたもの、ハープシコードは温度や湿度に影響を受けやすく短時間でも音程が変わってしまいます。そこでその変化に対応し慣れるためエアコンを切ったり入れたり、そのずれ具合の感覚を覚えるため何回もやりなおし・・・けっこう大変でした。
その他、クラビコードやフォルテピアノなどみせていただき、また社長さんともいろんなお話ができ、ハープシコードの製作者や演奏家の話とその時代の音楽の話と、たいへん有意義で楽しいひと時でした。