Yamaguchi-Takuto 音楽と調律 

仕事 ;ピアノ調律・修理・販売
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趣味 :音楽 ギター 作曲 弾語り

雑音

2013-06-29 13:11:46 | 仕事

 

クレームと言うと筆頭に上がるのは、1)雑音2)鍵盤が戻らない3)音が出ない4)音が止まらない・・・などなど。

2)~4)は現物を見れば、たいがい何れかの部品が上手く機能していなので、だいたいことは対処できるのですが。

調律師泣かせなのは、1)の雑音なのです。

雑音の原因は、共鳴・摩擦・異物混入・弦の劣化・・・この中でも一番困るのが-共鳴-

弦の振動に共振しなくていいものが振動してしまうもの、多く見られるものは、鍵盤蓋の蝶番また天屋根の蝶番のネジの緩み・天屋根のうえのケース写真縦・絵画の額のガラス・

と例をあげればきりがありません。共鳴している場所がわからずに途方にくれることがあります。

 

以前に3時間ほどかけてやっと見つけ出したのが、ピアノの後ろの壁にあるコンセントのネジが緩んでいてそこに共鳴していました。疲れる仕事でした。

 

先日も雑音のクレームでお客さんの所へ行ってみると「きゅっきゅ」という音がして気になってしょうがないとのこと、これも激しく勢いのある曲ならまだ我慢が出来ても、静かに繊細な表現をしたい時は、悲しくなるくらい気になってしょうがないものです。

結局、鍵盤を正しく作動させるために、バランスピンとフロントピン(だいたい真鍮で出来ている)と言う部品があり、摩擦を軽減するためにブッシングクロス(羊毛を編んで起毛してあるもの)このブッシングクロスとバランスピンがすれあって雑音が出ていました。

      

処置としては、滑走剤を塗る(黒鉛・シリコン液・イボタ蝋)ことで雑音は消えまた快適に演奏ができるようになりお客様にも喜んでいただけました。


音楽談議

2013-06-27 19:33:20 | 音楽

一月に2~3度に、同業者のS崎氏と音楽談議おをするために某レストランでお茶会をする。私は酒類を全然飲まないが、彼はビールとワインが好きなので飲み会?

それで、時々3ヶ月に1度ほど、一人の好青年、冨田一樹君が参加します。

彼は、去年 大阪音大のオルガン専攻科を主席で卒業し今は、ドイツに留学するための準備をしているところです。

彼は、音楽的才能充分に備えており、オルガンだけでなく作曲、アレンジ、指揮などもこなしピアノをひくと1960年代の雰囲気のJAZZを弾くしなにをやってもす素晴らしいのです。

先日、千里の教会で、私の提示したテーマで1分20秒程のフーガを即興演奏で、見事に聴かせてくれました。以前にも私が作ったジャズぽいフレーズで4章節の無限カノンを素敵なアレンジをしてくれた事がありました。(お聞かせできないのが、残念です。)

今日は、フーガを聴かせてくれた感謝のいみと将来がゆうぼうな彼を紹介したくてブログに載せさせて頂きました。

             

 

元々S崎氏は千里にある教会のオルガニストで、オルガニストを目指していた富田くんが遊びに行くようになり、私も時々その教会でに遊びに行くようになり彼等のオルガンやピアノを聞かせてもらうようになり、たまには私も弾くことも(彼等の足下にも及びませんが)あります。

2013.8.4 オルガンではないのですが、彼がコーラス(バス)で参加するコンサートです。興味のある方は是非聞きに行って下さい。

音楽談義は、ルネッサンスから現代音楽、ポップスとさまざま、閉店まで続くことたびたびです。

 

イタ飯 ー goo !!

 

 


小さな小さな鉋

2013-06-18 21:45:05 | 仕事
先日、チェンバロでいつもお世話になっている H野さんの工房へ行ってきました。
チェンバロの話はもとより、やはり技術者工具の話になってしまう。
       
 
そこでH氏が、どれだけ小さい鉋ができるか?チャレンジしてみたとのこと。
私も、鉋や鑿や鋸を使わないことはないのですが、木工技術は、あまり得意ではありません。それに比べてH氏はその比ではありません!
 
                       
単に小さくするのではなく実用的なものを作る、ということでだんだん小さくして行って最終的に、ミシンのはりを加工して作ったそうです。
百聞は一見にしかず!写真をじっくり見て下さい。

 

 

 

 

 

一休さん

2013-06-14 11:08:49 | 旅行

 

      

京田辺と言えば、一休寺。周辺によく仕事で行くのですが、ここも以前から立ち寄ってみたい処でした。けっこう時間的余裕がないと立ち寄れません。さてこの度は思い切って行ってきました。

まわりにけっこう民家があり、中に入ると思った以上に緑が多く、足元には、絨毯のように苔が広がり、見上げると広葉樹とくもみじが多く青い空に深い緑が映えていました。

 

「このはしわたるな」と立て看板、小さな橋が池の際にあり・・・あの橋かどうかはわかりませんが、しっかり真ん中を渡ってきました。

       

閉館まで30分ほどだったのでじっくり見ることが出来ませんでしたけど、静かで落ち着いた雰囲気でした。

 


神戸 北野坂の異人館

2013-06-07 18:06:52 | 仕事
    
 
結婚式場の仕事で、神戸の北野異人館の近くへ行ってきました。
灯台下暗しで、関西にきて始めてのことです。話しでは、よく聞いていましたが、たしかにふんいきの良いところでた。
風見鶏の館の前のは、ちょっとした広場があり、ブロンズ?のモニュメント、トランペットやサキソホンを吹いている等身大の像です。
さすがJAZZの街です。
             
とくにサキソホンの像は、いろんな方が撫でて行くのでしょうか?
ビリケンさんの足の裏のように、かなりテカってました。なにか、ご利益でもあるのでしょうか??
神戸の、港が目の前に広がりなかなかの眺めでした。