小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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【心のケア】先生に感謝!

2005年04月11日 15時48分27秒 | 新潟県中越大震災・地震
4月になりチビも進級した。
先生やお部屋が変わると新しい環境に馴染めるか心配だったが、運良く昨年の先生が持ち上がりになり「あー!よかったぁ~!」と心から思った。
震災後チビのことをずっと見ていてくださった先生だからこそ小さな変化にも気づいて下さるし、スキンシップいっぱいの保育をしてくださるので安心して預けられる。
一般的には大きいクラスになると「おたよりちょう」に書くことも少なくなるのだが、先生と私は交換日記のようにびっしりとおたより欄が埋まっていく。
これが育児(闘病?)日記のようで、あとから見返すと感慨深い。

相変わらず私と離れるときはさびしがり、涙のチビだが、段々と登園意欲も出てきた。
「スーパーで陸くんに会ったよ!」というと泣きながら「僕も会いたかった!!」と悔しがる。
お友達と園で仲良く過ごしていることがわかりうれしくなる。

まだちょくちょく余震がある小千谷だけれど(3日前も揺れた)、このまま落ち着いていって欲しい。

このあいだ熱が出て寝ていたときにチビはまた怖い夢を見たらしくかなり怯えてしがみついてきた。
普段はそんなこともなくなったが、高熱が出るときは必ずといっていいほどパニックになる。
「ママー!センセー!こわい!うあぁぁ!」と 落ち着かせるまでに時間がかかる。

身体が覚えたものはそうそう消えはしないだろう。
チビがいくつになっても抱きしめてほお擦りしてやろう。<嫌がったりしてw