小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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近所づきあい

2005年05月30日 23時02分44秒 | 新潟県中越大震災・地震
地震でグランドに仮設住宅が建った小千谷小学校。
今年は運動会ができるのかみんな心配していましたが、例年どおり6月の第一日曜日に開催が決定しました。
小千谷小学校名物の町内対抗チームジャンプ。
今年はないものとタカをくくっていたのですが・・・。
やるんですねぇ~。
さすが谷小・・パワーあるわ(^^;

練習がうちの町内でも始まりました。
チームジャンプ・・ま、いうなれば長縄跳びなんですわ。
まわし手2人(大人)跳び手10人(大人も子供も含めて)
各町内2チームずつで跳ぶ回数を争います。
昔は優勝チームにはすし券だのサントピアワールドの入園券だのが出たらしくかなり燃えていた記憶。(たぶん今はそういうのない)

いつも応援軍団だったけどコレやってみると結構きっついものがあるのね~。
20回跳んだあたりから自分がひっかかれないプレッシャーでもうマジ顔。
身軽な小学生に交じってドスーーンドスーーンと震度4?w
あ~尿モレしそうだよ~w

炊き出し以外で町内のみんなが集まったのは地震以来はじめてかも。
地域のみんなが寄り合って、大人も子供もいっしょになって楽しんで・・。
こうしてコミュニティって成り立つんだなぁって思いました。

来月保育園では笹だんご作りがあります。
子供たちが近所で摘んできたよもぎの葉っぱをもちいて、地域のおばあさんたちをお招きし、いっしょに笹だんごをつくるのです。お孫さんがおられない方もOKです。

嫁に来たころは小千谷に馴染めずとっても煩わしかった近所づきあい。
でもあの地震のときに助け合い励ましあったのは、親でもきょうだいでもなく近所の友達でした。
なにも日ごろからベタベタ濃い付き合いをする必要はありませんが、適当な距離を保ちながら近隣の方と気持ちよくお付き合いすることはとても大切なことだと思いました。