小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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大豆脱穀

2006年11月10日 00時56分19秒 | 小千谷(新潟)
きょうは気持ちよく晴れましたね
民家では冬囲いがされ、大根が干されるようになりました。
船岡山も東山も紅に黄色に色づいてきましたよ
明日からまたしばらく天気が崩れそうだということで、今日は翌日曜の作業の前倒しで大豆の脱穀を行いました。

このレトロな脱穀機を見てください!
右読みですよ\( ~∇~)/




足踏みミシンのように足でペダルを踏みながら突出した針金部分をあっちむきに回転させ実を茎から分離するのですが・・・。
手と足を同時に動かさなきゃだし、手足それぞれ動きが違うのでコツをつかむまではカクカクロボットw
足踏みに集中できなくなってリズムが狂うとすぐに逆回転しちゃうしw
みんな初体験だったのでぎこちない動きに大馬鹿笑いの連続でしたヾ(≧▽≦)ノ

こんな感じに実がとれます。
これを大師匠(師匠のお父様)が唐箕(とうみ)(←合ってる?自信ないw)という農機具にかけ、ごみ(殻)と豆を分別してくれます。




それにしてもそそられるわ~。
農機具も大師匠もw
いい味でまくりでしょ?




左からは殻が 下(右写真)からはお豆がでてきてるのが見えますか?






大豆の品種は【一人娘】。
作るのに手間がかかるため幻の大豆といわれています。





今日、この大豆でつくられたお味噌汁をこちらでいただきました。
=( ̄□ ̄;)⇒
出汁いれてないのに・・・ゴクウマ!!
(具のなめこも大師匠作 水も山の水!)
あ~ぜいたくだぁぁぁ。
たのしみだぁぁぁ。
ここは宝がいっぱいだぁぁ~!
(左:今日脱穀した「一人娘」 中央:乾燥させた「一人娘」 右:一般の大豆「エンレイ」)
大師匠はなんでもできます。
かっこいいです。
いっぱいいろんなことおそわりたい!
今後ともよろしくお願いします~



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3 コメント

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文明の利器だて (かんこ)
2006-11-10 02:01:32
こんばんは
 おぉー、ダッシュ村状態ですね~。
 大豆、こんなに大量ではありませんでしたが、実家で作っていた時期がありました。実を取り出すのに、筵の上に置いて、何かで叩いていたような記憶があります。
 こんげん、えーもんがあるとは! 


 そうそう、「はっか糖」はご存知?
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Unknown (ほね)
2006-11-10 06:39:43
どうせコメントせいっちゅうんでしょ。
ハイハイしまっせww
昔はこの脱穀機で稲もやってたのよ。
(やったことあるし)
唐箕(ハイハイOKですよ)もオイラが子供ん頃は手廻し式のもあったもんなぁ。

考えてみたら昔の稲作はエライ手間だったんだよね。

山田(棚田のこってすな)の稲刈りなんて、ワイヤーに滑車つけて、それに何束か刈った稲をつけて山の上から下まで滑らしていたもんね。(「稲流し」って言ってたよ)
滑車を運ぶのが子供の仕事でね、疲れたよなぁ1日何往復だもん、効率云々なんてこと言ってたらバカらしくてやってらんなかったよね。

でも終わったあとに貰える「ひろお」が楽しみでねぇ。
今みたいに色んな楽しみが無かったからそんなんで満足してたんだよね。

親と一緒に汗流して自分たちの食料を作るってことはどんな教育よりも大事な事なんだろうね。
(と、たまにはマトモな事を書いてみる)
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脱穀たのしー! (おぢやのおやぢママ)
2006-11-12 02:01:04
■かんこさん
夫実家では麦酒瓶でたたいていたそうです。
この脱穀機は本当におもしろいですよ。
ハマります。

はっか糖知ってますよ。
得意ではないですけど(^_^;)

■ほねさん
待ってました!<解説!

この脱穀機はもともと稲用みたいです。

収穫も脱穀もテレビで宣伝してるような農機具でガガガーーーッとやっちゃうのかと思ってたので、ひとつひとつ手間をかける作業がすごい楽しいヨ。<かなりの作業を親分たちに頼っていますがww

ワイヤーに滑車?
山の上から下へ?
すごいね~。

>でも終わったあとに貰える「ひろお」が楽しみでねぇ。
そうだろうね~。
酒と笑顔があればなにもいらんね~w
あの心地いい疲れがまたいいのよね~
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